約 859,643 件
https://w.atwiki.jp/ankopoemgee/pages/54.html
【01-10】【11-20】【21-30】【31】【32】【33】【34】【35】【36】【37】【38】【39】【40】【41-50】【51-60】【61-70】【71-80】【81-90】【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1304146648/ 228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 00 01 24.51 ID /ZGUZpal0 439 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 00 00 16.10 ID /ZGUZpal0 672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 23 59 55.88 ID biAVzgKI0 828 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/08(日) 17 58 39.69 ID 3xXQ6u/60 925 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/09(月) 00 00 01.60 ID 0P/2GUS40 228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 00 01 24.51 ID /ZGUZpal0 おーい、杏子ーそろそろお昼ご飯にするよー! ・・・ (返事がないよ!) 杏子ー?(部屋の扉を開く) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1610086.jpg 「ひゃっ!」(杏子ちゃんはお着替え中だったようだ でもいいものが見れたよ) わ/// 「~~(プルプル)」(顔真っ赤にして身体を震わせる杏子ちゃん 可愛いよ) あの、その、ごめん…でも、とっても可愛いよ! 「出てけ!バーカ!!///」(僕は失楽園されたよ) (食事タイム) 「ノックくらいしろよ!」(ご立腹な杏子ちゃん 風船みたいに膨れてて可愛いよ!) ごめん… 「ふん!」(そっぽ向いてしまった杏子ちゃん 流石に悲しくなってきたよ) 何でもするから許して! 「ふ~ん…」(パンを齧りながら何かを考えている様子の杏子ちゃん) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1610094.jpg 「何でもねぇ…」(不敵な笑みの杏子ちゃん チラッと見える八重歯がとっても可愛いよ) 「じゃあ、一つお願いでもしようか」(小悪魔的杏子ちゃんの笑み) (食後 杏子たんの部屋にて) 「女装しろ!」 は…? 「だから女装しろって言ってんだよ!」 わ…わけがわからないよ 「何でも言う事きくって言っただろ!」 じゃあ、せめて、僕が女装しないといけない理由を教えてよ! 「これだよ、コレ///」(ピラッと一枚の写真) あ…コレって… 「アンタが罰ゲームとか言ってアタシに着せたもんだよ」 まさか…し返し? 「まぁ、そんなところだ それにアンタが恥ずかしがる姿も見てみたいしね」 …!(逃げ出す僕) 「逃がすかっ!」(即座に杏子ちゃんに捕まる 僕って、ほんとバカ) 「嫌だっていうなら仕方ないよねぇ…」 「無理矢理にでも着せてやる!」(無理矢理脱がされる僕 もう、お婿にいけないよ><) (強制的お着替えタイム) 「おいっ!動くな!」 むぐぐ… 「こらっ!」 あんっ…/// 「バカ…変な声出すな///」 あっ…/// (着替え終了) 「あはははは!!!!」(爆笑して転げ回る杏子ちゃん 超ドSだよ) うう /// 「似合ってるよそれ」 ぐすん 「オイ、こっち向けよ」 ?(杏子ちゃんの方を向くと…) チュッ(押し倒されて唇を貪られる) たまにはアタシがこういう役やってもいいじゃん?/// 目の前の聖女は小悪魔を孕んでいた コメント 439 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 00 00 16.10 ID /ZGUZpal0 (昨晩はひどい暴風雨だった 雷鳴もすごかった) おはよう!杏子!(杏子ちゃんの寝室に入る) 「……」(こっちに気付いていないよう━━ッ!) !?(なんつー格好してるんだこの子は! でもいいもの見せてもらったよ!) 杏子~! 「ひゃっ!」 あの何をしているのでございましょうか杏子さん? 「///(ゴニョゴニョ)」(顔真っ赤ってレベルじゃないくらい顔真っ赤な杏子ちゃん) 「誰にもいうなよ…///」(ゴニョゴニョ) 「…漏らした……///」(やばい、鼻血出てきそうになったよ!) 「アタシ、こんな年にもなって漏らした…」(涙目杏子ちゃん かわいい!よ!) 「ふぇぇええん!!」(マジ泣きしてしがみ付いてくる) 気にしなくていいよ、僕は杏子ちゃんのおしっこごと愛すよ! 「アンタ…」(そうとう弱っているようだ いつもなら「変態!」って罵ってくるはずなのに…) まぁ、シャワー浴びてきなよ、処理は僕がしておくからさ!(さわやか笑顔) 「うん…変なコトすんなよ…///」(可愛い杏子ちゃん) (シャワった杏子ちゃん) 「はは、ダッセぇよな 魔法少女がお漏らしなんてよ…」(自嘲めいて言う杏子ちゃん おいたわしや…) そんなこと、ない! 誰だって生きていれば一度くらいお漏らしくらいするよ! だから、そんな自分を責めちゃダメだよ! 「アンタ…」(胸チラしそうだよ杏子ちゃん! 抑えろ自分!) 「お漏らしなんかするだっさい魔法少女でもアンタのそばにいていいのかい?」(目がうるうるな杏子ちゃん 可愛いってレベルじゃないよ) 寧ろ、僕のそばにいてくれ!(杏子ちゃんを抱きしめる) 「ありがとな…、その手、絶対に放さないでくれよな///」 嫌がっても放してなんかあげないよ 「そっか…なら安心だな…」(杏子ちゃんのむぎゅう) じゃあ、そろそろ朝ご飯にしようか! 「あ、待って」(呼び止め杏子ちゃん 健気で可愛いよ!) ん? わっ!(杏子ちゃん、飛びついてくる) 杏子ちゃん、僕を押し倒す(そして、僕の唇をペロって舐める杏子ちゃん!) 「朝メシの前にさ、アタシを食ってみないかい?///」 頂くよ、いとしのあんこちゃんをね コメント 672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 23 59 55.88 ID biAVzgKI0 (ワルプルギスの朝) で、いきなりどういたんだい?髪を梳かしてほしいなんて 「この前漫画で見て気持ちよさそうだと思ったからさ、ちょっとお願いしてみようかななんて思ったんだ」 まあ、いいけど あ、リボンほどいてもらっていい? 「うん」(リボンを外す杏子) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1616667.png じゃあ、始めよっか 「頼むよ」 (杏子の髪を櫛でとかす 触れる髪の毛はとても甘い匂いがして気持ちがいい) いい毛質してるね 「アンタ、髪の毛に詳しかったっけ?」 そんな知識なくたって杏子の髪が良いものである事は分かるよ 「へっ、悪い気はしねーな///」 で、どうだい?気持ちいい? 「うん、思ってたより気持ちいよ」 それはよかった せっかく良い髪の毛なんだから自分でお手入れしないと勿体無いよ 「それには及ばないよ」 ? 「これからは毎日、アンタにお願いするからな」 僕も喜んで杏子の髪を梳かさせてもらうよ (朝食後 二人で川原に散歩しにきた) 「いい天気だね」 そうだね 「あ、そうだ」(ガサガサ) 「食うかい?」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1616680.jpg ありがとう! でも、皮ごとは食べられないよ・・・ 「アンタ、男の癖に柔だねぇ?」 お恥ずかしい限りですなぁ 「ちょっと貸してみ」(僕の手からリンゴをとる杏子) 「ガブッ」(杏子、そのリンゴをかじる) 「ほら、これで喰えるだろ?」(リンゴを僕に渡す) ありがとう でも、これって間接キッスにならないかな?/// 「はは、恥ずかしいのかい?」 「アタシはいいよ、アンタとならね」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1616692.png 嬉しいこと言ってくれるね/// 「それとも直接するかい?」 (目を閉じて唇を近づけてくる杏子) じゃあこっちから頂くとしましょうか コメント 828 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/08(日) 17 58 39.69 ID 3xXQ6u/60 杏子ちゃんを監禁したい 最初は「出せよ!テメェ!」といきがってるけど だんだん衰弱して来て「もう出してぇ…」と弱弱しい声になる すかさずペロチューして美味しいお弁当を食べさせてあげるんだ そんなことを繰り返してるうちに「ここに飼われるのも悪くないか…」と思い始める杏子ちゃん すっかり餌付けして洗脳完了! コメント 925 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/09(月) 00 00 01.60 ID 0P/2GUS40 (ワルプルギスの朝) あれ?服装が乱れてんね?どうかしたのかい 「そうかい?」 杏子が寝相悪いのはいつもの事だけど今日は一段と素晴らしいね! 「馬鹿にしてんのか?」(ムスッと杏子) いやいや、褒めているのだよ とっても妖艶だよ 「妖艶って何だよ?」 艶かしいってどういうことさ 「艶かしいって?」 いい意味でエロティックって事さ 「な…///」(真っ赤なお顔の杏子) どうしたんだい?真っ赤になっちゃって 褒められて照れてるのかい? 「うっせー!バーカ!///」(槍の柄の方で鳩尾を突かれる) ぷぎゃ 「ったく、アンタはよくこっぱずかしいことを堂々と言えるな!」 …(ピクピク) 「おい!なんか言ったらどうなのさ!?」 …(目をつぶって返事をしない 所謂『死んだフリ』ってやつだ) 「おい!おい!どうしたんだよ…」(少しおどおどする杏子ちゃん 可愛い もうちょい続けてみよう) …(ヤバイ おどおどしてる杏子ちゃんマジ可愛い抱きしめたいよ!) 「はは…、そうやってアタシを驚かせる作戦だな!わかるぞ…」(目を瞑っていて表情は分からない) …(死んだフリ続行 杏子ちゃんの声が段々、涙声になってきてる) 「おい!いい加減にしろよ!怒るぞ!」(横たわる僕の胸元を掴んで揺する杏子ちゃん) 「なぁ!返事しろよ!」(もう、完全に涙声の杏子ちゃん) 「まさか、ケガさせちまったのか?」(焦った感じの杏子ちゃん 僕の上の服を脱がせる キャッ大胆!) 「傷もないし…、心臓も動いてる…じゃあ、どうして…」(僕の左胸に耳をあてて心臓の動きを確かめる杏子ちゃん!) 「うぅ…」(ついに泣き出してしまった杏子ちゃん) 「お願いだから…目を覚ましてくれよ…」(うぐっ、良心が痛む!!!) 「…ひっぐ…んっ…えぐっ…」(号泣杏子ちゃん ヤバイやりすぎた 良心が死ぬ) んぅ?(目を覚ます(フリをする)) 「! 大丈夫なのか?どこも痛い所はないのか?」 はは、ごめんよ、杏子が可愛かったからちょっとイジワルしてみたくなってね(杏子の頭を撫でる) 「んぐっ…」(涙を拭く杏子ちゃん) 「馬鹿野郎!心配したんだぞ!」(泣きながら僕を押し倒す杏子ちゃん) ごめんね 「絶対許さない」 どうしたら許してくれ━━(ガバッと杏子が僕の唇に舌を挿れる) んっ・・・… 「絶対に許さないからな…///」 コメント
https://w.atwiki.jp/ankopoemgee/pages/83.html
【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51-60】 【61-70】 【71】 【72】 【73】 【74】 【75】 【76】 【77】 【78】 【79】 【80】 【81-90】 【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1318184255/ 71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/10(月) 20 09 04.72 ID TCd74haY0 [5/14] 75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/10(月) 20 33 43.90 ID LW9bXNwt0 147 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/11(火) 00 24 00.88 ID fanYDkUY0 [1/6] 333 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/12(水) 00 31 37.03 ID I/fgw6qw0 [1/5] 372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/12(水) 03 34 30.69 ID t0MOAQVa0 [2/2] 416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/12(水) 16 33 07.42 ID 0w+j/b1I0 [11/20] 510 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 00 02 14.69 ID KP+7osyj0 516 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 00 31 44.77 ID eAt+tWOH0 [1/8] 633 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 27 08.76 ID HSwmmzSc0 636 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 34 08.74 ID Xl+jyOKX0 813 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/15(土) 00 00 01.55 ID RD5yHr2Q0 821 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/15(土) 00 41 44.16 ID NtPGO9iR0 [1/5] 827 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/15(土) 01 22 33.39 ID kfZTtcB80 947 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 00 16 35.08 ID oB57lgR60 [1/2] 71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/10(月) 20 09 04.72 ID TCd74haY0 [5/14] 杏子ちゃんと出会ってから半年が経ったね 子供のころから惚れやすい俺だけど、杏子ちゃんへの愛は他とは全然違うんだ はるか昔、多分前世の頃から俺と杏子ちゃんは結ばれていたんだね 俺が杏子ちゃんと出会えたのは、その前世の因果による運命だと思うんだ のばらの如く、俺と杏子ちゃんの因果は絡み合って決して離れない よほどの事があったとしても、俺と杏子ちゃんは決して離ればなれにならないんだ めぐりめぐって、また杏子ちゃんと俺は結ばれるんだよ コメント 75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/10(月) 20 33 43.90 ID LW9bXNwt0 杏子ちゃん 何故私は貴女に出逢ってしまったのか こんなに胸が苦しくなるのなら愛など知るべきではなかった 貴女に逢うべきではなかった 薔薇の棘が心臓を穿ち、蔓が私の心臓を締め付ける 貴女が愛おしい 愛おしすぎて苦しい 切ない 貴女の笑顔を見るたびに私は絶望する 私なんかでは貴女に釣り合わないのだと しかし涙は流さない 貴女の哀しむ姿は見たくないから ありがとう杏子ちゃん 大好きだったよ杏子ちゃん 幸せな時をありがとう そしてどうか、私を許しておくれ お願い、私の事を忘れておくれ 私は全ての痕跡を燃やし尽くして旅立つ 杏子ちゃん、貴女は私なんかに出遭ってはいなかったのだ 貴女は相応しい人を探しておくれ もう、私は貴女の前に姿は現さないから幸せになって さぁ、挨拶は仕舞いだ 私の意識と景色は落下する そして優しい音とともに生温かい鉄の匂いが私を包む コメント 147 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/11(火) 00 24 00.88 ID fanYDkUY0 [1/6] 全ての可能性を失った世界であたしは生きてた 希望も幸福も何もいらない 求めるものは魔女と寝床と食い物だけだ 乾いた砂っぽい林檎は腹に溜まるだけで全く美味くねぇ ジャリジャリするだけだったよ、ほんと でも食っていかないと生きてられない たとえ、それがマズくても、不正に手に入れたものでもだ 食い物を腹に容れるとあたしはすぐさま走り出した 魔女を殺す為に街を駆け、すぐさまそいつに喰らいつく 其処は戦場 血と硝煙の匂いが身体にこべりつきそうなほど魔女の血を浴びた あたしは真正面から魔女に向かった だから、怪我をしてアバラの2本や3本を折る事なんて珍しい事でもなかった それどころか何も感じなかった だって、魔法で治せばいいだけだから あたしは魔女を狩る為の殺戮マシーンと化していたのかもしれない 別に自嘲しているわけでも絶望しているわけでもない だって、あたしはもう全部諦めちまってるから あたしは親父を殺した あたしは母さんを殺した あたしは妹を殺した 直接に手を下したわけではないと言っても、あたしの所為でみんな死んだのは変わりない 白目を剥き、口から思い出すのも嫌になるほどのものを垂らして首を吊った親父 そのすぐそばの母さんと妹は腹と胸を刺され、血の海に臥していた 辺りには酷い臭いが充満していた それは死臭と絶望の臭い あの忌々しい記憶はいつ思い出しても吐き気がする あの変わり果てたあたしの愛する家族に対してではない あたしの浅はかさに対してだ だからといってあたしは後悔も言い訳もするつもりはない どんなに嘆いたってあたしの罪は消えないんだから だから、あたしは幸福なんて求めない 最近あたしは自分の罪を棚に上げて、幸福を求めてしまう 家族全員を皆殺しにしたあたしが だって、まどかが優しすぎるから 一度、彼女にはあたしの過去を全て曝け出した 勿論、軽蔑され絶交される事をも覚悟して しかし、まどかはあたしを拒絶しなかった それどころか、泣きながらあたしのことを抱擁してくれた あたしはそれから幸せを求めるようになってしまった 彼女のつくる料理は美味い 彼女と食べる料理は美味い そう、まどかはあまりにも優しすぎたんだ あたしは自問自答する 家族全員を不幸に陥れたあたしが一人でいい気分をしていいのか あたしだけが幸福になっていいのか 一度考えてしまうとなかなか寝つけなくなる そうするとまどかが心配そうに大丈夫?、とあたしの顔を覗いてくる あたしは何でもねーよ、と答えまどかのことを抱きしめる あたしは果たしてどうすればいいんだろうか コメント 333 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/12(水) 00 31 37.03 ID I/fgw6qw0 [1/5] まどかはバカがつくほど優しすぎるから、あたしが何か考えこんでいると心配そうにあたしの顔を覗いてくる あたしのことなんか無視して寝ちまえばいいものをあたしのことをいつも気遣う どうしたの、何か辛いことがあったならわたしに相談して?、って ったく・・・こっちはあんたの所為で悩んでいるってのにさ・・・ あんたは優しすぎるんだ あたしはその優しさを享ける資格なんてねーんだ あたしは幸せになっちゃいけない人間なんだ いや、人間ですらないかもしれない 『魔女』だ そう 人の心を惑わせる『魔女』 なのに、まどかと一緒にいる心が落ち着いて、幸せな気持ちになっちまうんだ 魔女の気配がする そうこっちだ 町外れの方向・・・たしかに魔女のいそうなところだ あたしはソウルジェムの反応する方向へと槍を構えて走り出す 辿り着いたところは・・・あたしの親父の教会だった ふざけやがって・・・ひとの大切なところに結界なんて張りやがって あたしは久しぶりに腹が立った でも、端から見たら『魔女』が魔女に腹を立てるなんて滑稽なもんだと笑うだろうな あたしは自嘲しながら結界の方に目を向けると見覚えのあるものが落ちていた 鞄だ 確かこれはまどかが通学に使っていたものだったはず・・・ まさか・・・! あたしは嫌な予感がした その鞄を拾い確認してみる くそ・・・嫌な予想が的中した 鞄にはまどかの名前が記されていたんだ あたしは急いで魔女の結界に跳びこむ 頼むから無事でいてくれ・・・ 白黒の教会を水に沈めたようなところ 重力というものが感じられなく、上も下も右も左もはっきり分からないようなところだ そこにあたしの探していた人はいた まどかは無数の宙を舞うテレビを持った悪魔とも天使ともわからないもの(おそらく使い魔だろう)に身体を弄ばれている 引張られたり伸ばされたりして、まどかは泣きながら悲鳴をあげていた ぶっ殺す・・・ぶっ殺す殺す殺す殺ス殺殺殺・・・。 あたしは無意識のうちにブツブツと呟いていた。 あたしは槍を最大にまで伸ばし、思いっきり振り回す こういうタイプの使い魔を使役する魔女は大して強い力を持った奴じゃない 数に隠れてこそこそとした卑怯で弱っちい奴なんだ だから数を減らしていけば確実にボロが出る 使い魔たちは悲鳴をあげながら身体を刺され、抉られ、斬り刻まれて大量の血飛沫をあげながら散っていった その中で一際大きな声をあげる奴がいた こいつが魔女が 使い魔の持っていたテレビの中の影のような女が頭を抱えながら金切り声のような悲鳴をあげる こいつか、まどかを苦しめたのは・・・ あたしは怒りの限りに魔女に向かって槍を突き刺す そいつは鼓膜の破れそうな悲鳴をあげながら灰のようになって消え去っていった そして魔女の空間は砕け散った まどかは腰を抜かして震えている 立てるか?とあたしは彼女に手を差し伸べた うん、ありがと、とまどかはあたしの手を取った まどかはまだ身体を震わせていた 無理もないよな・・・こんな目に遭ったんだから いや、違う、違ったんだ あたしは見てしまったんだ、恐ろしいものを 教会の扉の金具に映っていた全身に返り血を浴びた真っ赤なおぞましい化け物を そいつはまどかに手を差し伸べているあたし自身だった やっぱ、あたしって魔女なんだな コメント 372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/12(水) 03 34 30.69 ID t0MOAQVa0 [2/2] 僕は彼女に、天真爛漫で誰よりも笑顔が似合う彼女に惹かれていた。 ――私もあんたのこと好きだよ、メシ食わしてくれるしな 結局のところそれだけだった、僕自身が彼女のことをどう思おうと 僕と彼女の関係はそれだけだった、ともすれば消えてしまうほどの、 いや、もしかしたらはじめからなかったもしれない、そんな程度の関係でしかなかった。 そしてそれさえももう過去のこと、一文無しになった僕に、 君に食べ物をあげられない僕に、君と一緒にいる資格があるのかい? 「ばかやろう」 彼女は俯き、泣いているような怒っているようなどちらとも言い難い声で僕にそう告げた。 「ご飯なんてどうでもいいんだよ、自分でもよく分からないけど アンタが一緒にいてくれなくちゃ、私の隣にいてくれなくちゃ嫌なんだよ。」 顔をあげた彼女の瞳からはぼろぼろと大粒の滴があふれていた。 「いなくならないでよ。」 彼女の顔は真っ赤で、涙でくしゃくしゃになり、 僕はこんなに儚くも愛おしい彼女の顔を見たことがなかった。 「ごめん」 僕はそう言って彼女を胸に抱き寄せる 「ごめん」 愚かだった、こんな簡単なことに今まで気が付かなかったなんて、 僕は彼女と一緒にいていいのだと、いや、もう決して彼女を放さない。 コメント 416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/12(水) 16 33 07.42 ID 0w+j/b1I0 [11/20] 「あんあん」あんあんするだけで、歌になる 「ANAN」あなたのあんあんが、歌になる 世界中にあるあんあんを、一緒に歌えたらいいね あなたの国のあんあん。歌えばほら、笑顔になる 「??」「Eine Füllungsfüllung」 世界中に溢れてる杏子ちゃんは、ほらその手の中 13人の杏子ちゃんのように、13つの海山を越えてゆけ 「Un remplissage rassasiant」「Un ripieno di ripieno」 あんあんするだけで、歌になる 声を合わせて。あなたのあんあんが風になる 東に生まれ西に沈む。遠い山を越える太陽 北から南へ飛ぶ鳥。あんあんも届く、風のように あんあん空に響け 星の夜に、ひかる朝に 友達や家族のように。あんあんしてほら手を繋ごう 隔たりもなにもない、この星は、つながってる コメント 510 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 00 02 14.69 ID KP+7osyj0 今日はあんこちゃんと一緒に、たこ焼きパーティーをしたの。 少し前に、福引で当てたたこ焼き焼き機で週末にパーティーをしようって言ってたの。 帰りに材料を買って帰ると、あんこちゃんはもう待ちきれないって様子で待っててくれたの。 だから、急いでたこ焼きの準備をしたの。 粉をといで、具材を切って、紅しょうがと青海苔を用意して、いよいよパーティーの始まりなの。 スイッチを入れて温まった鉄板に粉を入れていく横で、あんこちゃんがタコやイカやチーズを入れていってくれてるの。 火が通ってくると、ほのかにいいにおいを感じながらもどんどん回転させていくの。 いよいよ、最初のたこ焼きが焼きあがったの。 僕もあんこちゃんも、待ちきれなくて一気にお口に入れちゃったの。 そうしたら、とっても熱くて二人ともすぐにグラスを傾けたの。 熱さがのど元を抜けると、こんどは美味しさが口中に充満していったの。 タコやイカ、それにチーズもとっても美味しくって、二人ともどんどんたこ焼きを口に運んでいったの。 そして、あっというまにたこ焼きが空っぽになったの。 僕もあんこちゃんも、自然にまたやろうねって言葉が出てきたの。 後片付けをしてお風呂からがると、あんこちゃんはまだ起きてたの。 こっそりとプレゼントしたたこ焼きのおっきなぬいぐるみをギュッとしながら、ベッドの上でごろごろしていたの。 でも、僕に気がついたとたん、とたんに布団をかぶって静かになっちゃったの。 そんなあんこちゃんをしばらく見ていたら、いつの間にかあんこちゃんは眠っちゃったの。 そんなあんこちゃんの様子を眺めながら、リビングからほのかに香ってくるたこ焼きのにおいを感じつつ、僕も眠りに就くの。 コメント 516 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 00 31 44.77 ID eAt+tWOH0 [1/8] ポタポタと液体が教会の床に落ちる音が沈黙の中で響く 足元に目を落とすと赤い血 さっきの魔女の返り血が見える 目の前には怯えた様子のまどか さっき、あたしが手を差し伸べた所為で彼女の手の平には血がついてしまった ったく、やっぱあたしは最低だ 幸福を与えてくれた人の心をグチャグチャにしてしまった 美味い飯をつくってくれたまどかを怖がらせてしまった 温かい寝床を貸してくれたまどかを怯えさせてしまった あぁ、これじゃ昔と一緒じゃないか あたしを愛し、育ててくれた家族をあたし自らが滅ぼしてしまったように きっと、このままずっとまどかと一緒にいたら彼女まで滅んでしまうだろう やっぱ、あたしなんかが幸福を手に入れたいと願うなんて傲慢以外の何者でもなかったのだろう あたしはふと思い出す 『人の心を惑わす魔女め お前は悪魔だ 化け物だ』 親父にそう罵られたのもここだったっけか・・・ いつ思い出しても気分のいいもんじゃないな、ほんと これはどうしても慣れることができない そして、心の中で自嘲した あたしはまどかに背を向けた ごめんな、ただそう一言だけを残して教会を後にする ━━はずだったんだが、まどかがあたしの手を握って止めた 「杏子ちゃんはどうしてそんなこと言うの?」 泣きそうな声でまどかが言った あんたをこれ以上傷つけたくないからだ、あたしはそう返して手を振り解こうとする しかし、まどかは必死にあたしの手を握って放さない あたしと一緒にいるとみんな消えていくんだ、あたしはまどかに消えてほしくないんだ 「そんなことないよ!」 まどかはとうとう泣いてしまった 見ただろ、あたしが闘っているのを。見えるだろ、この返り血をあびた魔女みたいなあたしの姿が 「杏子ちゃんは魔女なんかじゃない!」 初めてだった。まどかがこんなに強く意志を露にしたのは あたしは情けないことに戸惑ってしまう 「もし、それでも杏子ちゃんがわたしの目の前から消えてしまうって言うんなら、まず、わたしを殺してからにして」 馬鹿野郎!命を粗末にするようなことを言うんじゃねぇ・・・! 「その馬鹿野郎の命を救ってくれたのは杏子ちゃんなんだよ? 杏子ちゃんが助けてくれなかったら、わたしは今ここにいないんだよ?」 あたしはふと思い出した 親父の言葉を 『杏子、助けを求めている人がいたら必ず手を差し伸べてあげなさい』 そう言われたのも、確かこの教会だったな・・・ 「ねぇ、杏子ちゃんは何か悩んでいるんでしょ?」 まどかがあたしに近づいてくる 「だって、いつもの杏子ちゃんだったらわたしを優しく抱きしめて、大丈夫か?、って言ってくれるはずだもん」 まどかがあたしを優しく抱きしめてくる 「でも、それがないってことは杏子ちゃん、とっても疲れてるってことだよ」 「だから、今日はわたしが杏子ちゃんを、心配しないでいいんだよ、って抱きしめてあげるんだ」 まどかはあたしの頭を優しく撫でる 「辛かったんでしょ、苦しかったんでしょ、でももう大丈夫 わたしが全部抱きしめてあげるから」 気付いた時、まどかの顔は涙でぼやけてちゃんと見られなかった でも、肩の荷が全て降りたような気がして、とても心地の良い安らぎを感じたんだ コメント 633 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 27 08.76 ID HSwmmzSc0 僕は椅子の中に入りたい。『人間椅子』になりたい。 ただ、僕が入った椅子に座ってほしいのはただ一人、杏子。 椅子の布と綿越しに杏子の体温と、体の感触が伝わってくる。 僕は必死に勃起を抑えながら、全身で杏子を感じたい。 杏子が魔女狩りに疲れて僕の入った椅子に体を投げ出した時は、 聞こえないように小声で「お疲れ」と言って、 杏子の疲れが良くとれるように、気づかれない程度に体をゆすって、 マッサージ器の役割を果たしてあげたい。 そうする内に、僕の入った椅子に愛着を持ってほしい。 そして……僕の事も、愛して欲しい。 そんな空想をしていると、どこからか杏子の声が聞こえた気がしたので、 読んでいた江戸川乱歩の本から顔を上げた。 ……馬鹿馬鹿しい。杏子の声が聞こえるはずがない。 僕は現実の人間で、杏子は架空の存在だ。どうやっても、交われない。 しかし、だ。頭の中でならいくらでも交われる。愛し合える。 だから僕は今日も、脳内宇宙へとジャンプする。 コメント 636 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 34 08.74 ID Xl+jyOKX0 人肌の温もりが恋しかったのか こうしていると、とっても落ち着く まどかの優しい抱擁の中で涙を流すあたし 涙と一緒に心の靄が払われ、どす黒い濁りが全て流れ出た気がした さっきと比べて心も身体も軽く感じる まるで浄化されているみたいだ 「落ち着いた、杏子ちゃん?」 まどかがあたしの眼を見て優しく言った うん・・・、とあたしは小さく頷いた 「杏子ちゃんはせっかくこんなに可愛いお顔してるんだからさ」 まどかがあたしに顔を近づけてくる 「いつも笑ってないともったいないよ」 あたしの唇に甘く柔らかいものが触れた 「んっ・・・」 ぷはぁ、とまどかがあたしの唇を解放する まどかの口から引いた唾液の糸は夕日の輝きを受けて美しい橋が架かったようだった な、何すんだよ!、と大きな声をあげてしまった 「少しは元気になったかな?」 まどかのほっぺたには、あたしの顔についていた魔女の返り血が擦れてついていた 「わたしね、お願いしにここまで来たの」 お願いってなんだ・・・? 「うん、最近杏子ちゃん元気なかったからどうしたのかな?って考えてみたの それでね、わたしは杏子ちゃんに教えてもらった杏子ちゃんのご家族のことを思い出したんだ 杏子ちゃんが思い悩んでるのなら多分ご家族関係だろうねって」 ステンドグラスが夕日を受けて、もの寂しく教会の中を彩っていた 「この教会は杏子ちゃんが、あたしの家族との思い出の場所、って教えてくれたよね そこにわたしが来るなんておこがましいかもしれないけど、どうしてもお願いしたくて来たの どうか杏子ちゃんを責めないでください、って」 まどかの声が教会に儚げに響く 「杏子ちゃんの家族に、そして神様にそうお願いしたんだ でも、勝手に神聖な教会を穢してバチが当たっちゃったんだね だから、わたしは魔女に襲われちゃったんだね」 そんなこと━━ 「でも杏子ちゃんがわたしのことを救ってくれた だから、わたしはこう思ったの わたしは赦されたんだって」 「でも、わたしの罪は決して消えることはないから だから、わたしは杏子ちゃんを大切にするの」 『汝隣人を愛せよ』 聖書の言葉を思い出した 『杏子、大切な人に対する愛は何があっても忘れてはいけないよ』 親父の言葉を思い出した あたしの大切な人・・・もちろん、まどかだ あたしはまどかを愛していいのか?あたしなんかにそんな資格あるのか・・・? いや、愛さなくちゃいけないんだ・・・ 嗚呼、あたしは何を悩んでいたのだろう なんて馬鹿なことをしていたのだろう あたしがすべきことはたった一つだったはずなのに、あたしはそれを見失い勝手に不安がって臆病になっていた もうあたしは迷わない この大切なことを気付かせてくれたまどかの為に そして、それを実践し、親父の教えを実践して天国の家族に償いをする為に あたしはまどかを思いっきり抱きしめた 「いきなり恥ずかしいよ・・・」 ごめんな、ごめんな、でもまどかのお陰で大切なことを思い出せた だから、あたしはまどかを永遠に愛すよ 「永遠に・・・? わたしと結婚してくれるの?」 結婚か・・・ 日本じゃ難しいだろうけど約束する 絶対、いつか、まどかと結婚する 「杏子ちゃん///」 あたしはもう迷わない、生涯まどかを愛し続けていくつもりだ コメント 813 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/15(土) 00 00 01.55 ID RD5yHr2Q0 今日はあんこちゃんと一緒に紅葉狩りに行ったの。 紅葉シーズンになって、あんこちゃんがどこかに出かけたそうだったから 急末になったら出かけようねって誘ってたの。 最初は、年よりくさいって行ってたけど、いざ電車に乗り込むとあんこちゃんは ご機嫌で窓の外を眺めていたの。 鈍行でしばらく走っていると、外の景色が色鮮やかになってきたの。 そのまま、山の中に入ってしばらくして、ピクニックコースがある駅に着いたの。 駅から出ると、きれいに色づいた紅葉が僕とあんこちゃんを出迎えてくれたの。 上にも下にも、たくさん散りばめられたその紅葉を見ながら、山道をどんどん進んでいったの。 簡単なコースだったから、すぐに見晴らしのいい高台まで到着したの。 眼下に広がる景色は、それはもう色鮮やかで、思わずあんこちゃん以外をファインダーに収めちゃったの。 その場所で、おうちを出る前に作ったお弁当を広げて、二人で仲良く食べたの。 紅葉とあんこちゃんを見ながらだと美味しさも二倍になるねって言ったら、 ひざを思いっきりけられたの。 帰りの車内では、あんこちゃんは疲れたみたいで眠っちゃったの。 でも、最寄り駅に着く手前で目を覚ましたの。 おなかが空いたみたいだったし、ちょうど日も落ちてきたから、夕食は近くのファミレスに入ったの。 そうしたら、ちょうど秋料理フェアをやってて、キノコや山の幸がたっぷりのメニューが並んでたの。 気がついたら、二人でお腹がいっぱいになるまで食べちゃっていたの。 おうちに帰って、お風呂からあがると、あんこちゃんはもう眠っちゃってたの。 涼しくなって、掛け布団までかけて心地よさそうに眠るあんこちゃんを見ながら、 僕もまぶたの裏に焼きついた色鮮やかな景色を反芻しつつ、眠りに就くの。 コメント 821 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/15(土) 00 41 44.16 ID NtPGO9iR0 [1/5] 『杏子ちゃん、君は至高に美しく可愛い』 これはわたしに価値命題などではない これはわたしの永遠の事実命題だ 誰もそれを打ち崩すことはできない この事実命題が生じると同時に【超越命題】が自然発生することになる 『わたしと杏子ちゃんの関係は永遠だ』 君はわたしの永遠の恋人だ! わたしの君に対する恋心はレギーネ=オルセンを愛したキルケゴールよりも深く わたしの君に対する愛情はグレートヒェンを愛したかのファウストよりも敬虔だ 激しい情熱的な愛情の喜劇は花火のように一瞬に全てをかける 恐ろしいほどに深い信仰はかのアウグスティヌスの如く この命題は証明する前に証明しようがない わたしの存在の根本をなすものだからだ 神の証明というアポリアと同様に超次元的なものなのだ・・・ わたしのもっている理性や感性、全ての言葉ではそれを言い表せない そういえば、このような言葉があった 『初めに言葉があった 言葉は神とともにあった 言葉は神であった』 これは何を指しているか。これはとんでもないことを表しているのだ 世界を御陵威で照らす絶対的な全知全能の神ですらこの命題を解決できない わたしの使っている言葉は神によって与えられた神性である しかし、その全知全能たる神の与えたその神性でさえ、このアポリアを打破することはできない 嗚呼なんと恐ろしいことか! 嗚呼なんと光栄なものか! わたしは今!茲で!神すらをも驚愕させるアポリアと向かいあっているのだ! わたしは嬉しい!至高の杏子ちゃんを愛し、そのことによって命題を証明しようとしているのだ 全ては愛から生まれる 全ては愛が育む 全ては愛に還る わたしは神を超越し超越世界で杏子ちゃんと愛の美酒を呑むのだ! そして、そこで本当の永遠の真理を手に入れるのだ 杏子ちゃん・・・君は神様を信じるかい? 「あぁ・・・信じてるよ 今までは酷い人生だったけど、あんたと逢えたのはきっと神様のお陰だからな」 ふふ・・・それは違うよ杏子ちゃん わたし達がこうして今、愛を育みあっているのは互いが互いを求めたからだよ 「恥ずかしいこと言うなよ///」 照れる事はないよ杏子ちゃん わたしは神様から生命を授かった時から杏子ちゃんを求めていたんだから でも、わたしは神様に感謝しているよ わたしと杏子ちゃんの為にこんなに美しい舞台を用意してくれたのだから だから神様に見せてあげようよ 「何をさ・・・?///」 分かってるくせに わたし達の舞台を創ってくれた神様にわたし達の愛を見せつけて感動させてあげよう 愛はきっと、言葉以上に神性の高いものだから 「神様に見られてるなんて恥ずかしいなぁ///」 嫌かな? 「いいや、誰に見られても構わないさ あたしのあんたに対する愛は海よりも深いからな」 わたしの杏子ちゃんに対する愛も天の果てよりも高いところにあるからね じゃあ、目を瞑ってくれるかな? 「あぁ・・・初めてだから優しくしてくれよ・・・///」 うん、じゃあ神様に見せてあげようか わたし達の 「愛ってやつをさ」 わたし達は至高の愛をぶつけあい、混ぜ合った そして、それは一つのカタチに姿を変えるだろう そしてわたし達はその尊いものを互いに支えながら愛し、育んでいくだろう コメント 827 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/15(土) 01 22 33.39 ID kfZTtcB80 杏子ちゃんは神にかけがえのないものを奪われた だから、杏子ちゃんに与えてあげるんだ それはちっぽけなものかもしれない 奪われたものと比べようがないくらいに それでも杏子ちゃんを幸せにしたいから それでも杏子ちゃんに笑っていてほしいから だから、杏子ちゃんに与えられるものは全て与えてあげるのさ コメント 947 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 00 16 35.08 ID oB57lgR60 [1/2] わたしは杏子ちゃんを至高に愛している 杏子ちゃんの身体を愛しているのではない 杏子ちゃんの精神を愛しているのではない 杏子ちゃんそのものを愛しているのだ わたしの愛に呼応するかのように杏子ちゃんも絶えずわたしのことを愛してくれている 互いの愛が互いの愛と混ざり、調和して至高美の愛へと止揚する しかし、これではまだ足りないのだ 杏子ちゃんとわたしの間から真理を見出すのはまだ足りない よく真美善と言われるが真は美と善の弁証法によって姿を表すのだ わたしと杏子ちゃんの中に美なる愛は存在するが善とは何かが分からないのだ 故にわたしと杏子ちゃんは善なる愛について考察せねばならない アリストテレスに言わせればこうだ 最高善とは幸福であることであり、それは決して快楽ではない この点においてはもう既に解決している わたしと杏子ちゃんは互いを愛する事に至福を感じているのだから プラトンは最高のイデアは善のイデアであるとも語っている この荘厳で偉大なる人類の歴史の中の賢人らがそのように語るのならそうなのだろう わたしと杏子ちゃんに課せられた最大のアポリアは善の探求にあるようだ 善とは何か? それは社会的な規範に是とされる存在、行為など、と見做されている カントもこう語っていた 『汝の意志の格率が常に同時に普遍的立法の原理として妥当するように行為せよ』 善なる道徳律を獲得しそれを普遍的なものにせねばならないようだ 大衆も帝王も神すらをも納得させられるもの・・・そんなものがあるのだろうか? ━━否、確かにそれはあった 人類はそれを礎にして今日まで歩んできたのだ それ故に、人類は無数の喜劇と無数の悲劇を演じていたではないか! どうして、今まで気付かなかったのだろう! わたしと杏子ちゃんのアポリアは解決した! 既にわたしと杏子ちゃんはそれを持っていたのだ わたしは今までとんだ思い違いをしていたらしい 真美善は分けられるものではなかったのだ! 総ては同じものだったのだ 3つのペルソナが一体であるように真も美も善も同じものだったのだ そう、それは紛れもなくわたしと杏子ちゃんの間に育まれる愛のことであったのだ! やっと成し遂げた わたしと杏子ちゃんの存在証明を これで哲学は卒業だ アポリアよ お前は人生最大の敵であり 最も深く語りあったわたし達の友であった 今では苦悩や葛藤すらもが懐かしい 神よ、真理よ、わたし達の至高の友人らよ どうか君たちに希う わたしと杏子ちゃんの魅せる真理を祝福しておくれ さぁ、杏子ちゃんよ、わたしとともに超越した世界で永遠にこの幸福を謳いあおう! コメント
https://w.atwiki.jp/ankopoemgee/pages/117.html
【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51】 【52】 【53】 【54】 【55】 【56】 【57】 【58】 【59】 【60】 【61-70】 【71-80】 【81-90】 【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1311918664/ 91 名前:†[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00 13 50.88 ID hoGmgSSI0 [1/14] 92 名前:†[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00 14 02.19 ID hoGmgSSI0 [2/14] 314 名前:†[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 00 08 44.81 ID J+ann7z00 [1/10] 323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 00 28 36.09 ID 1q8qECkvO [1/5] 324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 00 29 59.70 ID 1q8qECkvO [2/5] 575 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/01(月) 00 10 54.81 ID zgLRvzAe0 [1/9] 742 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 00 13 21.08 ID xcPuR4QS0 [1/7] 753 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 00 50 16.46 ID DbT7h0mo0 [1/2] 785 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 02 22 35.45 ID DbT7h0mo0 [2/2] 834 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 13 38 25.31 ID /sC09m9/O 931 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/03(水) 00 10 51.04 ID 9eYwEfoo0 [1/4] 951 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/03(水) 01 13 24.10 ID oCdaTzkz0 [1/3] 91 名前:†[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00 13 50.88 ID hoGmgSSI0 [1/14] あいつから「お小遣い」を貰った 5000円、大金だ うまい棒を500本も買える あれ、計算あってるよな? 5000÷10で500 うん、合ってる・・・はずだ でも500本もうまい棒食ったら口がパッサパサになっちまいそうだな もっと、別のところに使おう そんなこんなであたしはお小遣いの使いどころを探して散歩していた 空は厚い灰色の雲が空一面を覆い太陽は出ていなかった アーケードに覆われた商店街にやってきた ここはよく来たことがある 親父と来たこともあるし、ここで万引きをしたこともあるし、あいつと一緒に来たこともある 歩きながら、あたしの右にある八百屋を見る 綺麗な林檎やバナナ、メロンなどの果物が台の上で座っている あまりここにはいい思い出がない 昔、ここで林檎を万引きして天主にぶん殴られたんだ 今ならあたしが悪いことをしたって分かる でも、当時はそうでもしなけりゃ食っていけなかったんだ そんなことを目の前のリンゴを見つめながら思い出す 「おい、お嬢ちゃん!」といきなり八百屋の親父に話しかけられた 昔の罪悪感が残ってるせいか身体がビクっと反応する 「なんか買って行ってくれよ、安くしとくからよ」と八百屋の親父は言った その親父は多分あの時の親父だろう 昔と比べて皺や白髪は多くなっているものの、顔に面影がある 親父はあの時の万引きがあたしだって覚えてるんだろうか? 「おーい、お嬢ちゃん聞こえてるかーい!」と八百屋の親父 このまま、ずっと黙っているのも失礼だな せめて、昔盗った分は返さなくちゃな・・・ じゃあリンゴ10個くれ、とあたしは答える 「まいどあり!リンゴ10個で1000円な」と親父は林檎を紙袋に詰める あたしは千円札を2枚出した 「お嬢ちゃん計算間違ってるぜ、一枚で充分だぞ」 いいんだよ、あたしは『ぶるじょわじー』だからな しかし親父は1000円しか受け取らなかった 何でだよ?『ちっぷ』ってやつだよ、受け取っておきなよとあたし 親父は笑いながら言った 「確かに俺は金持ちじゃないけどよ、お嬢ちゃんに金を恵んでもらうほど落ちぶれちゃないさ」 そう言ってあたしに林檎の入った紙袋を差し出した コメント 92 名前:†[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 00 14 02.19 ID hoGmgSSI0 [2/14] 「お嬢ちゃん、あの時の万引きの娘だろ?」 あたしはビクッと身体を震わせる 「おいおい・・・そんなにビビらないでくれよ」 覚えてたのか? 「うちのもん万引きしたのなんてお嬢ちゃんくれーだよ」 その、ごめんなさい・・・ 初めてあたしは赤の他人に謝った 自分の罪を認め告白した 「別に怒っちゃねーさ 今はただのお客さんだしよ」 あたしは俯きっぱなしだった 「ほら、無駄に金を捨てずに好きなもんでも買いな」 雨が降ってきた 雷もなっている 風も吹いてきた 「おーい」とあたしの後方から聞きなれた声がする あいつだった わざわざ向かいに来たのか? 「うん、さぁ行こう?」 親父の方を見る 「あー、もう店じまいだ!こんな嵐になるとは」と商品を片付けていく親父 親父・・・気を遣ってくれているのか あぁ、ありがとう 傘を持ってきてくれた恋人と、気前のいい八百屋の親父にその言葉を送る あたしは再確認した 人間ってのは一人で生きてるんじゃないって コメント 314 名前:†[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 00 08 44.81 ID J+ann7z00 [1/10] 天空が不気味に輝く 雷が空を切り裂き怒号をあげ大地に堕ちる 辺りはまた暗くなり ちはやぶる風と雨の協奏曲がまた始まる それは人に恐怖と不安を齎すモノ 人によっては鎮魂歌に聞こえるかもしれない 僕とて例外ではない 災害は怖い 願わくば彼とは隔絶された世界で生きていたい そんな事を考えている間にまた空が光る 破滅と裁きの雷光が怒号と共に顕れる その度、僕はびくっと震える やっぱり雷は嫌いだ その音は死神の賛歌、怒りの鎮魂歌の様に聞こえる ああ、僕は願う どうか遠くへ、死神よどうか遠くへ行ってほしい 僕はまだ老いていない 生に溢れているのだからどうかお願い 触らないで 愛するべき者がいて、愛してくれる者がいるのだから そんな僕の懇願を嘲笑うかの如く死神は奏で続ける 僕は怯えるしかないのか! 無情な神よ、貴方はどうして僕を苛めるのだ! 「おいおい、そんなに怯えてどうしたんだよ」といと優しき声 その声の主はとても可憐で美しく、凛とした表情だった 僕の愛する少女、杏子である 彼女を何と譬えようか 形容できるものではないが聖女というのが一番似つかわしいか 聖女は僕の身体をひしと抱きしめた その総てを包容する優しさは 聖母マリアの如く 「ひょっとして雷が怖いのか?」と聖女は問う 君は怖くないのか、あの死神が? 「雷なんかを怖がっていちゃ、魔法少女は務まらないぜ」 なんて勇敢なのだろう 僕はまた、彼女に尊敬の念を抱かねばなるまい 「お前がそんなに怖がるものがあるなんてなぁ・・・」と何やら條機嫌な聖女 なにがご機嫌なのだろう? 「ずっと、一緒にいてやるよ」 彼女は僕の手を握った 「何、恥ずかしがる事はないさ あたしだって魔女は怖い でもさ、一番怖いのはひとりぼっちさ 誰も助けてくれないし、誰も見てくれない それほど、恐ろしいものはないよ」 杏子・・・ 「だからさ、お前が安心できるようにずっと一緒にいてやるよ」 彼女の温もりがとても心地よかった 外で狂乱の協奏曲、怒りの鎮魂歌が奏でられているが 僕達は共に愛の協奏曲、喜びの交響曲を奏でたのであった コメント 323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 00 28 36.09 ID 1q8qECkvO [1/5] 終わらぬ戦いから一時の休息を得る場所で、杏子の帰りを待ちつづける 鹿目母が外で仕事(戦い)をして帰って来る場所を、鹿目父が何時でも出迎える それと似た感じだ、ただ杏子の帰りを信じて待つ 杏子の力になりたいーそう話した事があった 杏子は「くだんねー事言ってんじゃねーよ」と聞いてくれなかった 杏子と一緒に戦う仲間が羨ましく、無力な自分が恨めしかった もうひとり帰りを待つ事しか出来ないことに不甲斐なさを感じる少年がいる タックンこと鹿目タツヤもまた、暁美ほむらの帰りを待つだけだった そんな訳で以前、二人でこっそり後を追い、揃って襲われ、助けられて 物凄く怒られた 暁美ほむらが涙を浮かべて本気で怒る姿に彼は堪えたようだ ちなみに自分は「言って聞かねぇ馬鹿は殴るしかないよな」とボコられ帰宅する事になった コメント 324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/31(日) 00 29 59.70 ID 1q8qECkvO [2/5] 部屋に帰ってから「手当てしてくれよ」と杏子が両手を差し出した 傷だらけの手・・・どうしてこんなに!魔法で治さないの!? 「これはアンタを殴った時にやっちまったからな~ほら早く手当て」 スミマセン 「アンタだって私の役にたってるだろ?」 ごめんなさい 「それに・・・こうして傷だらけの手を見れば後悔するだろう?」 魔法で治さない? 「自然に治るのを待つさ、それより腹減ったメシ!ご飯!早くなー」 素麺だからすぐ準備できるよ 「それじゃ食わせてくれよ」 え? 「これだと箸持てないだろ、だから治るまで食事手伝えよな」 ありがとう杏子・・・ その後ー、杏子が帰ってきたら食事が出来るように準備をする日々 そして、手はすっかり治ったけれどご飯を食べさせてあげるのも自分の役目になった コメント 575 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/01(月) 00 10 54.81 ID zgLRvzAe0 [1/9] 大自然の御陵威が届かぬその時を夜という 夜という泉からは忌避されしの眷属が沸き出した 一つは死の運命といい、一つは死といった また一つは眠りといい、一つは夢といった さらに、また一つは非難といい、一つは苦悩といった 他にも数え切れぬほどの眷属が顕れた 復讐 欺瞞 愛慾 老年 争い そして運命の支配者もそこから湧き出た 運命の糸を紡ぎ、与え、そして断つ者 彼らは今、僕らを見つめている まるで劇を観る観客のように そして囁く 滅べ、堕ちろ、苦しめと 僕は彼らの願うまま、深淵に沈むしかないのだろうか 「月が綺麗だな」と杏子は言った そういう彼女は月明かりに照らされ神々しく見える まるで神聖を人格化したような美しさ 彼女は僕の手を取りこう言った 「ちょっと、ついて来てくれ 見せたいもんがあるんだ」 彼女に導かれるまま歩を進める そこは小高い丘だった 街一体を見下ろすことができる 美しい光景だ 「へへっ 上を見てみなよ」 そこには無数の星が煌いていた 彼らは互いに競い合うように美しい そして、永遠に女性的な月 総てが僕らを見守っていた 「いい所だろ、ここ」 「なんか辛いことがあったら、あたしはここに来ていたんだ 下からは街の光が、上からは沢山の星と月があたしを照らしてくれる 真っ暗な夜の恐ろしさを全て消し去ってくれるんだ」 「そして、お前はこの街よりも、この夜空よりも明るく輝いていた だから、あたしは毎日笑ってられるんだ」 そう語る杏子は全ての光を浴びていて最高に美しい 「だから、お前も夜を、暗闇を怖がらなくたっていい 街も、お星様も、お月様も、みんな照らしてくれているんだから でも・・・それでも、お前が怯えるんならあたしがお前を照らし続けてやるよ」 そして僕ら沢山の事を語った 沢山の愛を詠い、奏で、喜んだ そして夜明けが近づく 夜の眷属よ、残念だったな 君たちが望むような悲劇を見ることができなくて 君たちは、まもなく死ぬ また、蘇り、悲劇を期待するであろうが、それを演じる事は未来永劫ないだろう そのかわりに最高の喜劇を見せてやろう さぁ、幕引きだ(Acta est Fabla) そして僕らは家に戻り 永遠の愛の交響曲を再び奏でた コメント 742 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 00 13 21.08 ID xcPuR4QS0 [1/7] これからの「愛」の話をしよう 愛といってもいろいろあるね 神の愛や隣人愛や家族愛 愛の神様ってのもいるしね アフロディーテーやエロースなどが有名か 一言で愛とはこういうものだ、とは定義できないだろう 教会の娘の君はどう思う?杏子 「愛?う~ん・・・」と考え込む彼女 なに、まずは漠然としたものでいいよ 「あたしとお前の間にあるもの・・・かな?」顔を赤らめる杏子 実に嬉しい答えだ 初めは世界の愛について語ろうかと思っていたけれど そんなことどうでもよくなってしまった 世界がどのようなカタチであれ、二人の愛が変わる事はないだろう 僕は杏子の頭を撫でてこう問う エロスって知ってるかい?と 「な、な、なに言ってるんだよ! こんな時間にHだなんて・・・」顔が真っ赤な杏子 ぷぷっ・・・ ギリシャの神様の名前だよ、エロスは 「へ?」と素っ頓狂な声をあげる杏子 杏子はけっこうえっちな娘だね 「は、そ、そんなわけねーだろ!」と動揺する杏子 本当かな~、と杏子の顔を見つめる 「うるせぇな!」と杏子が僕を押し倒した その衝撃で僕と杏子の身体がぴったりとくっついた そして、唇と唇が触れ合った 彼女の吐息が温かい 彼女の体温が温かい 彼女の心が温かい そして、僕自身もとても温かかった 「なぁ・・・」と小さな声で杏子が言う 「これからの愛について語るんだよな?」 「なら、その、実践してみないか?」 彼女の顔は今まで見たことないほどに真っ赤に火照っていた 僕と杏子は寝台で抱き合った 電気を消し、外の月明かりと星のみが僕らを照らす 別に裸じゃない、そんな身体的愛など僕達は求めていない 杏子はとても美しく、可憐で、愛おしい 杏子は顔近づけて僕の唇をチロチロと舐める 彼女の口からひいている糸は月明かりに照らされ輝いていた これほど美しい宝石があるだろうか 僕は杏子を抱きしめる 杏子は僕を抱きしめる その宝石はお互いの身体に零れ落ちる 始めよう、交響曲 楽しもう、合唱曲 世界が生まれる 永遠の世界が そして、永遠の愛が 一生君を愛し そして愛されるだろう 我が愛し子よ 僕は幸せだよ コメント 753 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 00 50 16.46 ID DbT7h0mo0 [1/2] 激しい地震の最中、富士山の頂上で杏子ちゃんとあんあんしたい そして、二人の愛の爆発と同時に噴火する それを見た登山客は言うの 「俺たちは神話を見た」と そして僕と杏子ちゃんは、その燃え盛る火炎のような 愛の育みによって登山客の中で『愛と情熱の神』として信仰されるの それを天から見た杏子ちゃんはこう言うの 「皮肉なもんだな、魔女と罵られたあたしが 神様として崇められるなんてな」 でも僕は杏子ちゃんのこと大好きだよ 「ったく・・・調子狂うよな///」 ねぇ、杏子ちゃんは今、愛の神として信仰されているんだよね 「お前もそうだろ///」 じゃあさ、今からその愛をこの天上で激しく語り合わないかい? 「ほんと、お前ってヘンタイだよなぁ…」 呆れた様子の杏子ちゃん 「でも、お前とならイヤじゃないぜ///」 そう言うと杏子ちゃんは顔を真っ赤にしながら僕に寄りかかったきたの まるで身体の全てを僕に委ねたかのように・・・ 「じゃあ、エッチしようぜっ!」 そういう杏子ちゃんは涙を零しながら僕のことを抱きしめたの/// 初ポエム やってみたかったんだ、ごめんねっ! コメント 785 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 02 22 35.45 ID DbT7h0mo0 [2/2] どうか、泣かないで 誰も君を傷つけない 誰も君を独りにしない 僕が君を笑わせるから 幸せにするから どうか、君には笑っていてほしい 太陽みたいに 向日葵みたいに 僕が君を愛すから 抱き締めるから 嫌なことは全部忘れて それでも苦しいなら その重荷を僕も一緒に背負うから 今だって、明日だって、いつまでだって だから、君には幸せでいてほしい それだけが僕の幸せだから コメント 834 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/02(火) 13 38 25.31 ID /sC09m9/O コンビニの店長になって杏子ちゃんがバイトで働いて欲しい 俺「廃棄のパンと弁当あったら持ってっていいよ」 杏子「ほんとか!!ありがとう店長!!」 杏子「ああ…イクラのおにぎりないや、残念だなあ」 俺「好きなんだ?」 杏子「うん」 俺「…」 客「すいません、イクラのおにぎりありますか?」 俺「んなもんねえよ!!帰れ!!」 杏子「お、今日はイクラあった~♪」 俺「ティヒヒヒ、ハシャイジャッテ」 杏子「6つも残ってるよ」 俺「全部持って帰っていいよ」 杏子「ありがとう店長!!」 みたいな コメント 931 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/03(水) 00 10 51.04 ID 9eYwEfoo0 [1/4] 歩き続けて何処まで行くの? 風に訪ねられて立ち止まる 愚問な、無知蒙昧、知らぬならば答えよう 隣の杏子が歩き続ける限り僕は付いていく たとえ、どれほどの大きな戦慄が待ち構えていようとも たとえ、どれほどの絶望が口を開けて待ち受けていようとも 僕は彼女と共に進む 彼女は僕にとっての希望、幸福そのもの 彼女が微笑みかけてくれるだけで 辺りの暗闇は全て払われるだろう 風はクスリと笑い、通り過ぎていった ある公園で足を止めた 「そろそろメシにしないか?」と杏子 あぁ、そうだね 僕はリュックからサンドイッチを取り出し彼女に渡す 「お前の作るものはとても美味いな」と僕に微笑みかけてくれた この笑顔が見たかった これさえ見れれば、他は何も必要ない 美味しそうにサンドイッチをほおばっていた杏子が食べるのをやめ言う 「お前は食べないのか?」と杏子 時間がなかったから、杏子の分しか作ってないよ それに一食抜いたくらいで倒れたりしないから大丈夫だよ 「ダメだ!」と杏子 「ちゃんと食べないと身体によくないんだぞ! だから、お前が昼食を抜くってんなら そんなのあたしが許さない」 仔犬が吠えるように言った とても愛らしい子だよ、杏子は 「聞いてるか~?」と杏子 うん、気遣ってくれてありがとう でも、もうサンドイッチはないんだよ 「なん・・・だと・・・? どういうことだ…オイ!」 大袈裟に驚いた素振りをする杏子 杏子が咥えてるそれが最後に残ったサンドイッチだよ 「ったく・・・」と杏子が咥えていたサンドイッチを放し、僕に渡す 「ほら、食えよ」と杏子 これって間接キッスじゃ・・・ 「そんなこと言ってる場合じゃないだろ」と僕の口にサンドイッチを無理矢理押し入れる それは杏子の口の中の温かさが残っていてとても頭が蕩けそうになってしまった きゅっぷい、となんとか口の中のサンドイッチを飲み込んだ それを確認した杏子が顔を近づけてくる 「それにあたしは間接なんかより直接の方が好きなんだけどな」 子供達が元気に遊んでいる公園 その人目につかない茂みで杏子に僕は押し倒されていた 彼女は僕の唇をチロチロと舐める 上唇を始点として時計回りに舌を動かす そうやって杏子は僕を焦らすのだ あぁ、焦らさないでほしい! 思い切り愛してほしい! そして愛の協奏曲が奏でられる それを風がじっと見ていた コメント 951 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/03(水) 01 13 24.10 ID oCdaTzkz0 [1/3] 杏子ちゃん、なんで泣いているの 「寂しいんだ」 何が寂しいの 「わからない」 お父さんのこと? 「そうかもしんねーけど、自分でもわかんねーんだ」 「あの時にもう泣かないって誓ったのに、情けねーよな」 よしよし 「なんだよ」 泣いてる恋人を気にしない男なんていないよ いたら死んだ方がいいね、そんなクズ 「ありがとな」 それには及ばないよ 「なぁ、キスしてくれよ///」 「抱き締めてくれよ、愛してくれよ!めちゃくちゃにしてくれよ!」 どうしたの?いきなり? 「恋人が言ってんだから理由なんていいじゃん///」 確かにそうだね 顔が赤井よ? 「当たり前だろ///恥ずかしいんだぞ///」 こんなに杏子ちゃんがあんあん言う子だとは思わなかったよ/// これじゃ「きょうこちゃん」じゃなくて「あんこちゃん」だね 「うるせーよ///」 そういうあんこちゃんは満更でもなさそうだったの コメント
https://w.atwiki.jp/ankopoemgee/pages/70.html
【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51-60】 【61-70】 【71-80】 【81】 【82】 【83】 【84】 【85】 【86】 【87】 【88】 【89】 【90】 【91-100】 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1325962024/ 88 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/09(月) 00 00 17.00 ID oeFUAZAo0 194 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/09(月) 20 50 40.41 ID uDBTdQFg0 244 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/10(火) 00 02 39.78 ID hhJmrGof0 376 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/11(水) 00 08 54.40 ID N0qc9nZf0 536 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/12(木) 00 03 24.70 ID cSUtF3F20 665 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/13(金) 00 03 04.97 ID +qTdLIif0 789 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/14(土) 00 34 19.90 ID kd3BjHTl0 [1/5] 870 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/15(日) 00 39 14.06 ID MLir6dZY0 [1/2] 88 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/09(月) 00 00 17.00 ID oeFUAZAo0 1月9日、今日も杏子ちゃんは可愛い 今日は三菱財閥創業者の岩崎弥太郎や米国大統領リチャード・ニクソン 、魔法使いセブルス・スネイプの誕生日 また今年は今日が成人式らしい 成人式は晴れ着を来て杏子ちゃんと参加したいなぁ 因みに晴れ着の晴れはハレとケの晴れ ハレは「晴れ」で祭礼などの非日常を、ケは「褻」で日常を表す これらの概念は民俗学者柳田國男によって見出されたものだという 彼の考えに従うならわたしにとってのケの日はない 何故なら杏子ちゃんとの日常はわたしにとってお祭りみたいなものだから 一日一日が特別な日 そんな特別な日々を噛み締めて、わたしは杏子ちゃんと大人の階段を駆け上がってゆく 大人の恋、それは少女の恋とどのような差異があるのだろう かの有名なドイツの詩人ゲーテはこのような言葉を残している 『20代の恋は幻想だ。30代の恋は浮気だ。人は40代に達して初めてプラトニックな恋を知る』 ならば、10代の恋は何だと言うのだろうか? わたしはそれは焔だと思う 焔は自分の身を焦がし、情熱的に燃え盛る しかし、焔は恋に振り回され、恋に殉死し灰燼と帰す 大人から見たらそれは宿命的な破滅、酷く愚かなもので幻想にすら劣るだろう しかし、理性を失い自由に恋に狂う事が出来るのも若いうちだけだろう 大人になれば責任やら社会の目やらに気を払い生きていかねばならない だからこそ、自由な今にわたしは杏子ちゃんと身を尽くして激しい恋をすべきなのだ だからといって、わたしは大人になって恋に制約が課せられる事を嘆いたりはしない 年に見合った恋をすればいいのだ 10代には杏子ちゃんと河川敷でキスをし、20代には夜の公園でキスをし、30代には自宅でキスをする それぞれの恋愛を楽しもう、それぞれの時を楽しもう そう思って、わたしは杏子ちゃんの身体を情熱的に抱く 嗚呼、愛しの杏子ちゃん 夢の浮舟は愛の波に揺れる わたしの目が、腕が、唇が杏子ちゃんを記憶する 杏子ちゃんの耳が、手のひらが、舌がわたしを記憶する わたし達はまだ幼いから碇を下ろす術を知らない 荒れ狂う海に投げ出された舟は嵐が止むのを待つしか助かる術はない 二人の恋の火柱は互いの身を焼き尽くすより鎮まる術はない そして、舟に煌めく霆が砲声のような轟音を立てて、神速の如く舞い落ちる 気付くとわたしと杏子ちゃんの乗った舟は船着き場に戻っていた 静かな波の音が心地よい わたし達の身体は潮だらけになっていた 我に返ったわたしと杏子ちゃん しばらくわたし達は見つめ合う 杏子ちゃんは蕩けた顔でわたしの瞳を見つめ、わたしの身体に手を伸ばす わたしは杏子ちゃんのアホ毛に手を伸ばし、その踊る様を楽しむ そんな事をしていると杏子ちゃんはわたしのその手を寄せ、指先を口に含む 快感と幸福の波が押し寄せる わたしは杏子ちゃんの舌を唇で咥える いつの間にかに舟は再び港町を出ていた コメント 194 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/09(月) 20 50 40.41 ID uDBTdQFg0 わたしは杏子ちゃんに一目惚れしてしまいました 最初、路地裏で見た時は少し怖いという印象だったけれど、同時にカッコイいと思ってしまいました 特に槍のような武器を振るう姿には恥ずかしながら濡れてしまいました 親友が傷付く姿は見ていて辛かったけど、その時既に杏子ちゃんに魅了されていたのです わたしが杏子ちゃんに意識されたのは深夜の歩道橋でした 杏子ちゃんはわたしを「うざい仲間」と呼びました 初めて意識してもらって、わたしは嬉しすぎて、恥ずかしながら濡れてしまいました 親友があんな事になっていなければ、わたしは杏子ちゃんに抱きついていたと思います 親友が大変なことになってわたしの心はラプソディ・イン・ブルーでした でも、そんな時に杏子ちゃんはわたしに優しく声をかけてくれました 杏子ちゃんは一緒にわたしの親友を助けようと言ってくれました わたしは感激のあまり、恥ずかしながら濡れてしまいました 杏子ちゃんはわたしにお菓子をくれました わたしはそれを家宝にしようと決めました そして、わたしは杏子ちゃんと一緒に親友を助け出そうと意気込んだのです コメント 244 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/10(火) 00 02 39.78 ID hhJmrGof0 1月10日、去年は今日が成人式 今日は徴兵令が施行された日で、NHK教育テレビの放送開始した日 また、現在の早稲田大学の創設者福沢諭吉の誕生日でもある 福沢諭吉と言えば『学問のすゝめ』で有名な一万円のおじさんだ せっかくの彼の誕生日だから、わたしも学問をしてみようか うん。杏子ちゃんとの「恋の学問」をね 諭吉のいう学問とは少し違っているかもしれないが、わたしは至って真面目だよ 杏子ちゃんという存在はわたしを絶えず誘惑する 心地よい朝、おはようと挨拶をしてくれる杏子ちゃんの甘い声 ストローでアイスミルクティーを吸う杏子ちゃんの麗しの唇 夜の寝台で紅く光る瞳に月明かりに艶めかしく映える白い肌 杏子ちゃんの全てがわたしの全てを誘惑する でも、わたしは杏子ちゃんに誘惑される事で幸せになれる デンマークの哲学者セーレン・キルケゴールがこのような言葉を残している 「人間を誘惑できないような者は、また人を救うこともできない」 なるほど、確かにわたしは杏子ちゃんに誘惑され、杏子ちゃんに恋して、杏子ちゃんに救われている 辛い事や厭な事があっても杏子ちゃんと恋愛する事でわたしは救われているのだ では、わたしはどうして杏子ちゃんを愛するのだろうか? 可愛いから、愛しいから、優しいから…理由はいくつでも湧き上がってくる でも、答えになっていないかもしれないが杏子ちゃんが「杏子ちゃん」だから、というのが最もしっくりくる 先のキルケゴールの言葉を再び借りるならばこのような言葉がある 「 人は何を愛すか? 人は愛されるにふさわしいものを愛す」 では愛されるにふさわしいとは如何なる事であろうか? 優しい事か、可愛い事か、美しい事か、癒しを与えてくれる事か? その答えが出た時、わたしと杏子ちゃんは真実の愛に近付いているだろう いったい何回わたしと杏子ちゃんはこの吊り橋を見てきたのだろう この吊り橋はいつも風に揺れていた この吊り橋はいつも雨に濡れていた その吊り橋はいつも暖かかった その吊り橋は渡ると脆く儚く消えてしまいそうなほど繊細だった その吊り橋は虹だった その吊り橋はわたしと杏子ちゃんが作ったものだった 毎日欠かす事なく光を照らし、水を与え、熱を伝え、愛を囁いた その虹は夜に寝台の上にかかる 熱い吐息、愛の唄、濡れそぼった身体、濡れた枕、濡れた下着、甘い愛の雫、二人の絡まる指… 紅潮し、嬌声をあげ、涙を流して、お互いを抱き締め、貪り合った記憶 全てが混ざって虹は輝く そして、虹は滲み、流れ出し、わたしと杏子ちゃんの中に入り込む わたしと杏子ちゃんはまた、虹を見ていた コメント 376 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/11(水) 00 08 54.40 ID N0qc9nZf0 2012年1月11日、なんか惜しい感じがする 今日は聖徳太子が冠位十二階の制を定めた日で、剣豪足利義輝が室町幕府第13代征夷大将軍に就いた日らしい また、東西に分裂した帝国を統一したローマ皇帝テオドシウス1世の誕生日でもあるとか 更に旧暦の今日は上杉謙信が送った塩が武田信玄のもとに届いた日でもあるみたいだ それ故に今日は「塩の日」と呼ばれる事があるみたいだ 塩…しお…潮…、なんと淫靡な響きなのであろうか そう感じるのはわたしと杏子ちゃんが愛し合う夜に満潮を迎えるからだろうか あの太陽よりも熱く、果物よりも甘く、月の光よりも美しい愛の潮はいつ感じても最高だ 「しお」という言葉には生命そのもの、生命の営み、生命の美しさが表されているように感じる しおは人生の縮図と言っても過言ではないかもしれない さて、今日は杏子ちゃんとどんな潮に乗って旅をしようか これは夢だろうか。 雲間を分けて蒼空を進む船は、その下に広大な潮を臨む 陽の射す方向を見れば遥かなる水平線がこの星の理を知る そんな夢景色に杏子ちゃんは目を輝かせ、わたしの手を握りながらはしゃぐ 船は徐々に高度を下げ、航路を蒼空から海原に変えようとする 偽りを持たない澄んだ潮の気のままに航路を決めよう 人生航路の初段階、嘘や偽りのない真実の愛の道 ここでキルケゴールの言葉を借りよう。 「愛は全てを信じ、しかも欺かれない。愛は全てを望み、しかも決して滅びない。」 道理で空も海もこの上なきほどに澄んでいるわけだ これはわたしと杏子ちゃんに愛が穢れなき真の愛という事を示している そんな事を考えていると船は激しく揺れ、わたし達は互いの身体を支え合う どうやら空から海に着水したようだ 潮の雫は陽の光を受け、宝石のような虹色に輝きながら雨のように降り注ぐ わたしと杏子ちゃんは至福の潮に包まれる わたしの身体と心は満ち足りていた 夢の旅から帰ってきたわたしと杏子ちゃん 二人の寝間着は愛と潮で濡れていた もちろん、熱く、甘く、美しい愛の潮で わたしはどうやら大きな勘違いを犯していたようだ 先ほどの船旅は決して夢などではなく現実だった 今、思い返すと愛に為せぬものはないという事を思い出した 辺りは暗く月明かりが窓から射し込む そういえば、月は潮に大いに関係のあるものだ 月は潮の満ち引きに関係すると言われるし、生命の潮の理にも月という漢字が使われている 現実的には決して叶わぬ夢だけれど、わたしは杏子ちゃんと一緒に新しい生命の営みをしてみたい でも、わたしは決して夢を諦めない 何故なら愛に為せぬものは決してないのだから そして、わたしと杏子ちゃんは再び母なる海に出る コメント 536 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/12(木) 00 03 24.70 ID cSUtF3F20 1月12日、今日の杏子ちゃんの下着は水色と白のしましまだった 今日はフェルマーの最終定理で有名な数学者ピエール・ド・フェルマーや推理作家アガサ・クリスティが命日 アガサ・クリスティと言えば『そして誰もいなくなった』や『ABC殺人事件』などで有名だ ABC…AnkoちゃんはBeautifulでCute あんこちゃんというのはわたしが杏子ちゃんにつけた渾名だが、杏子ちゃんはちゃんと名前で呼んでほしいみたい 杏子ちゃんをからかう時には便利な言葉だ その渾名で呼ぶと杏子ちゃんは「あんこじゃなくてきょうこだよ!」と、期待通りの反応をしてくれる また、今日はスキーの日とも呼ばれ1911年に新潟で初めて陸軍の青年将校が墺陸軍少佐よりスキーの指導を受けた事に由来するとか せっかくだから今日は杏子ちゃんとスキーに行くよ! リフトから雪景色を眺めるわたしと杏子ちゃん 隣で杏子ちゃんは足をぶらぶらさせながらポッキーを食べている スキーウェアに毛糸の帽子姿の杏子ちゃん、とっても可愛らしい そんな杏子ちゃんを見つめていると杏子ちゃんはわたしの視線に気付いたようで、 「食うかい?」とわたしに一本のポッキーを勧めてくれた 杏子ちゃんの「食うかい?」、久し振りに聞いたなぁ わたしは杏子ちゃんからそのポッキーを口で受け取った 杏子ちゃんはそんなわたしの頭を優しく撫でてくれたの とっても温かくて、優しい手…まるでお姉ちゃんみたいだ わたしにはお姉ちゃんはいないけど、いたらきっとこう温かいんだろうな… あぁ、もう到着だ。もうちょっとリフトに乗っていたかったな この白銀の斜面を光の速さで滑走しながらワルツを楽しもう! と言いたいところだが、正直言ってわたしはスキーは得意でない 一応滑る事は出きるが杏子ちゃんに「あんたが滑ってるのを見てるとこっちがハラハラする」と言われるレベル だからわたしと杏子ちゃんが今いるのは初心者コース 杏子ちゃんは上級者レベルの腕を持っているかもしれないのに… 申し訳ないとしか言いようがない でも杏子ちゃんは「妹に教えてるみたいで嫌な感じはしないよ」と言ってくれる わたしもまるでお姉ちゃんに手取り足取り教えてもらってるみたいで温かい気持ちだ 杏子ちゃんはわたしの速さに合わせて滑ってくれる わたしが転びそうになったりバランスを崩したりすると、直ぐにわたしの身体を支えてくれる 「少し休憩するか?」 杏子ちゃんはそう言って近くのレストランを指差す どうやら杏子ちゃんはお腹が減ってしまったらしい わたし達は杏子ちゃんの要望通りレストランで昼食タイム 室内が良かったんだけど満席だったので、わたし達は屋外席でお食事をする 杏子ちゃんって人にものを教えるのが上手いね。まるでお姉ちゃんみたいだよ 「みたい、じゃなくてお姉ちゃんなんだけどな」 そういえば、杏子ちゃんにはモモちゃんという妹がいたんだった 去年、スキー場に来た時も杏子ちゃんからモモちゃんの話を聞いた わたしは一つ杏子ちゃんにお願いをしてみた 今日一日だけでいいからお姉ちゃんって呼んでいいかな? 「なんか懐かしい響きだな…。でも、あんたにそう言われると少し照れ臭いな///」 杏子ちゃんは顔をほんのり赤らめる 「でも、あたしなんてお姉ちゃんらしいことなんか出来ないかもしれないぞ?」 じゃあ、わたしは杏子ちゃんの妹らしい振る舞いをするよ、杏子お姉ちゃん♪ わたしは妹らしく杏子お姉ちゃんのほっぺをちろりと舐める スパゲティのソース、ついてるよお姉ちゃん♪ 「妹はそんなことしねーよ///」 え?でも読んだ漫画にはこういう描写あったよ…? 「えっ…そうなのか?じゃあ、あたしも…///」 そう言って杏子ちゃんはわたしの唇に触れる こんなところで恥ずかしいよぉ…お姉ちゃん…/// 「大丈夫だって!お姉ちゃんに任せなよ///」 恋人同士って関係もいいけど、姉妹、家族って関係もいいものだね/// コメント 665 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/13(金) 00 03 04.97 ID +qTdLIif0 1月13日、13日の金曜日だ 今日は薩摩藩の調所広郷や尊皇攘夷派の河上彦斉、軍人の財部彪らの命日 また、今日は煙草の日とも呼ばれているらしい なんか今日は地味だ。せっかく13日の金曜日だというのに 13日の金曜日といえばホラー そんなわけでわたしは杏子ちゃんとホラー映画を観る事にした 因みに13日の金曜日が不吉とされている理由としてはキリストが磔にされた日だからとされるらしい また、大洪水でノアが脱出したのやバベルの塔崩壊も13日の金曜日とされるらしいが聖書にそのような記述はないとか レンタルビデオ店から借りてきたホラー映画のDVD わたしと杏子ちゃんはそれを観た しかし、なんというのだろうか 殆どと言っていいほど恐怖を感じないのだ ストーリーは普通に面白いのだがホラー映画の肝となるホラーの要素を感じさせない 「魔女の方が怖いよな」 杏子ちゃんがポテチをパリパリと食べながら言う 確かにCGのゾンビなんかより魔女の方がグロテスクで怖いね 今日が13日の金曜日だからって別に洋画ホラーを借りる事もなかったかもね 邦画のホラー映画もけっこうあるし 「あたしはよく映画観るってわけじゃないが、外国の映画って派手だよな」 たいてい自動車が爆発したり、銃撃戦になったり、軍が登場したりするよね 「そういうのもかっこよくて好きだけどあたしはホラーって言ったらトイレの花子さんとかの方が好きだな」 トイレのあんこちゃん… 「いきなりぼそっと変なこと言うなよ!つーか、その呼び方やめろよ!」 杏子ちゃんはわたしのほっぺを引っ張ってジト目でわたしの瞳を見つめる 痛いよあんこちゃん… 「減らず口を叩くのはこの口か?」 杏子ちゃんがわたしの舌を親指と人差し指で挟んで引っ張る 杏子ちゃんは何やら上機嫌だ 映画を観ている時より目が生き生きとしている ひょっとしたら映画が退屈だったのかもしれない もし、そうならば、わたしが杏子ちゃんをからかって今の状態に至ったのは良かったのかもしれない 杏子ちゃんに引っ張られる舌はちょっと痛いけど、杏子ちゃんが楽しいならわたしも嬉しい それに杏子ちゃんの可愛らしい指の味を杏子ちゃんの合意ありで堪能するのも幸せかもしれない えへへへへ/// 「何笑ってんだよ、あんた?」 杏子ちゃんの指、ポテチの味と杏子ちゃんの味がしてて美味しいなって 「変なやつだな、あんた」 「でも、もっとあたしを味わえる場所があるぜ?///」 杏子ちゃんはわたしの舌を解放し、顔を赤らめて誘惑するような目でわたしを見る どうやら杏子ちゃんはわたしにキスしてもらいたいようだ でも、わたしは意地悪だから直ぐにはしてあげない だって杏子ちゃんを焦らすのは楽しいから わたしは杏子ちゃんの指をしゃぶり続ける 「なぁ…そっちより…///」 ううん、大丈夫。杏子ちゃんの指、とっても美味しいよ 杏子ちゃんは紅潮して焦れったそうな表情をわたしに見せる 「キスしてくれよぉ…///」 杏子ちゃんは蕩けた顔でわたしを押し倒し唇を貪る そんなにわたしの唇が欲しかったの?やだー♪杏子ちゃん野獣すぎるよぉ/// 「うるせぇ…///あんたが悪いんだからな!///」 杏子ちゃんはまるで発情した犬みたいだね/// 「あんたに言われたくないね///」 今日の杏子ちゃんは激しいね/// でも、いいよ。わたしの事を杏子ちゃんの好きなように滅茶苦茶にしてね/// コメント 789 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/14(土) 00 34 19.90 ID kd3BjHTl0 [1/5] 1月14日、今日も風が冷たい 今日は同志社大学創立者の新島襄や軍人の永井鉄山の誕生日 そういえば、今年は今日と明日がセンター試験の実施日らしい わたしも将来、受けなくてはならないのかと思うと億劫だ また、今日は「愛と希望と勇気の日」とも言われるらしい 南極大陸に置きざりにされた犬タロとジロの生存が確認された事に由来するとか さて、じゃあ今日も杏子ちゃんと愛と勇気のストーリーを紡いでいこうかな 今日は久しぶりに杏子ちゃんと街にお出かけデート 風に揺れる杏子ちゃんのアホ毛は可愛らしい 灰色の空は冬の寒さを感じさせるけど、杏子ちゃんと一緒だから心も身体もぽかぽかするの 杏子ちゃんはいつも、わたしの手を握ってくれる 「あんたの手って温かいな」 そういう杏子ちゃんの手も暖かいよ 「あんたと一緒にいるからだろうな」 わたし達は買い物を終え、喫茶店でティータイム 杏子ちゃんはチョコケーキとアイスランドカフェオレを注文した チョコクリームをほっぺにつけた杏子ちゃんは正に純粋無垢の少女だね わたしは杏子ちゃんに顔を近づけてほっぺのチョコクリームを舐めとる 「ひゃっ!///」 杏子ちゃんの素っ頓狂な声で店内のお客さんの視線は杏子ちゃんに集まる お店では静かにね、杏子ちゃん♪ 「そういえば、アレ結局買ったのか?」 杏子ちゃんはソファに腰を掛けながら聞いてきた わたしは袋から『アレ』を取り出す それはバスタオルと衣を融合させた人類の至宝 そう、バスローブだ わたしはそれを杏子ちゃんに着せる為に買ったのだ お昼の喫茶店のケーキも、バスローブを着てもらうという交換条件のものだ 「でも、よく見てみると可愛いかもな…」 じゃあ着てくれるよね? 「や…約束だからな…///」 さすが杏子ちゃん!じゃあ早速一緒にお風呂に入っちゃおう! 「な…///着るだけじゃないのかよ!」 だってバスローブはお風呂上がりに着るものだよ! わたし達はお風呂から上がって居間で寛いでいた いいお湯だったね そういえば、どう?そのバスローブは? 「あぁ、意外と着易いよ。ただ少しヒラヒラして恥ずかしいけどな///」 そう語る杏子ちゃんの姿は言葉に表し切れないほど妖艶だ バスローブからちらちらと見え隠れする杏子ちゃんの太もも 熱を帯びた杏子ちゃんの身体に、半濡れの杏子ちゃんの長い髪 そして、杏子ちゃんの濡れた肌に張り付いたバスローブは杏子ちゃんの艶めかしさを増幅させる 「くしゅん!」 杏子ちゃんが身体を震わせてくしゃみをした ごめんね杏子ちゃん、もう着替えていいよ 「わかった…くしゅん!」 大変だよ!このままじゃ杏子ちゃんが風邪をひいてしまう そう思ったわたしは杏子ちゃんを抱き締める 「おい…///あんたまで濡れちまうぞ…くしゅん!」 そう言われてからわたしは気づいた 濡れた杏子ちゃんを抱きしめて、わたしのパジャマまで濡れてしまっていた 「大丈夫か…?風邪ひくぞ?」 そうだね…。もう一回入っちゃおうか?/// 「そうだな///」 そして、わたしと杏子ちゃんは湯船の中で身体を重ね合って温め合ったのでした/// コメント 870 名前:†[sage] 投稿日:2012/01/15(日) 00 39 14.06 ID MLir6dZY0 [1/2] 1月15日、今日もセンター試験は行われているらしい 今日は南都焼討で東大寺や興福寺が焼き払われた日 また、廃墟マニアのメッカ軍艦島で知られる端島鉱が閉鎖した日でもある 今日が誕生日の人物としては室町幕府第11代将軍足利義澄や戦国時代の武将前田利家などが挙げられる また、いいいちごの語呂合わせで苺の日とされているとか 流石に無理があるような気がするがせっかくだから、今日は杏子ちゃんに苺でも食べさせてあげようか 廃墟に興味のあるわたしにとって、軍艦島はある一種の憧れだった しかし、町外れの空き家にすら入る勇気もないわたしが軍艦島などに行けようか? そんなわけでわたしは杏子ちゃんに廃墟について聞いてみた 杏子ちゃんは魔女を狩る一流の槍使い魔法将軍 その魔女という怪物は負の気が多いところに結界を構えるらしい そのようなところの一つとして廃ビルや廃屋などの廃墟が挙げられる 杏子ちゃんは一流なので、そのような場所に足を運ぶ事も少なくないだろう そう思ってわたしは杏子ちゃんに聞いてみたのだ 「廃墟に行ってみたいってのか?う~ん、あんまり感心はしねーな」 杏子ちゃんはあまり愉快そうではなかった 「あんたも知っての通り廃墟っつったら魔女の結界があるから障気が濃いからな たまに不良とか変なおっさんがいたりするぞ? 確かに廃墟に憧れる冒険心ってのも分かるけどな」 杏子ちゃんも廃墟が好きなの? 「あたしも魔法少女なりたての頃は魔女を追っかけていろんなところ行ったよ 廃墟は幽霊でも出そうでちょっと怖かったけど、そこを進むドキドキ感もあったしな」 そっか…杏子ちゃんがそう言うならやめるよ 正直、残念だけどベテランの杏子ちゃんの言う事だもんね 「そんな悄げるなよー。今度、安全そうな廃墟連れてってやるからさ」 本当?でも、どうやって安全かどうか確かめるの? 「魔力の使い方はあまり上手くねーけど、あたしだってけっこう魔法少女やってるからな 魔女の探査くらいは出来るさ。だから、魔女のいない廃墟に入ればいいんだよ」 杏子ちゃん凄い!さすがわたしの杏子ちゃんだね 「やめろよ///照れ臭いだろ///」 約束してくれたお礼にわたしは杏子ちゃんに苺をプレゼントした 可愛い杏子ちゃんには可愛い苺が似合うね 「上手いな、この苺。コンデンスミルクが欲しいところだね」 じゃあ、こうする? わたしは苺のヘタを取り、苺を口の中で転がす そしてわたしのミルクに満たされた果実を杏子ちゃんに口移しで渡す 「うわっ///恥ずかしいからやめろよ///」 でも、甘いでしょ? 「うん…とっても///」 おかわりはまだあるよ? 「じゃあ、もうちょい貰うよ///」 杏子ちゃんのミルクはとっても甘くて、苺とのハーモニーは素晴らしかったのでした コメント
https://w.atwiki.jp/ankopoemgee/pages/88.html
【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51-60】 【61】 【62】 【63】 【64】 【65】 【66】 【67】 【68】 【69】 【70】 【71-80】 【81-90】 【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1315917481/ 12 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/14(水) 00 29 32.38 ID +idE9nGD0 [1/9] 210 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 00 31 32.99 ID mcgo/eMG0 [1/7] 376 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 00 31 08.63 ID WQa7LfSV0 [1/9] 573 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 00 32 31.12 ID p5bAiCTa0 [1/3] 691 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 00 32 56.08 ID CJX5BX580 [1/7] 890 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 00 32 22.16 ID twxFb/VI0 [1/3] 12 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/14(水) 00 29 32.38 ID +idE9nGD0 [1/9] 食べるって何だろう? 「生きることだよ」 杏子ちゃんが答えた 「でも生きることって何だろうな?」 それは楽しむってことじゃないかな? わたしは答える 「楽しむってのはどんなことだい?」 人それぞれだけど、わたしにとっては今この瞬間(トキ)を生きてるってこと いや、この瞬間を無限に生きるってことかな? 杏子ちゃんとね 「嬉しいこと言ってくれるじゃないの」 杏子ちゃんがわたしのことを茶化すように笑う 笑わないでよ・・・杏子ちゃんはわたしと一緒にいて楽しくないの? 「んなわけないだろ、お前にはたくさん感謝してるんだからさ」 杏子ちゃんがわたしの頭を優しく撫でる まるで面倒見のいい優しいお姉ちゃんのよう 杏子ちゃんのわたしを撫でる手は温かくて優しいの わたしは段々安心して、気持ちよくなってきて眠っちゃったの 大好きだよ・・・わたしの杏子ちゃん・・・/// 「眠れ 眠れ 我が愛し子よ」 優しい歌声が聞こえる 目を開けると歌声に合わせて杏子ちゃんはわたしのことを撫でてくれている わたし・・・杏子ちゃんに膝枕してもらってる・・・! これは子守唄(ララバイ)・・・? 聞いたことのない歌だけど、とっても安心する 「おお、神よ この愛し子の安らぐ顔は━━」 杏子ちゃんと目が合った 杏子ちゃんの子守唄を歌うその優しい顔はまるで聖母様みたいだった 「おっ、起きたかい?」 杏子ちゃんがわたしの頭を優しく撫でながら言った わたし、寝ちゃってたんだね/// 「お前の寝顔とても可愛かったぞ」 もう杏子ちゃんったら/// そう言えばさっきのは子守唄? 「あぁ、母さんがわたしとモモに毎晩聞かせてくれた思い出の歌だよ」 そんな大事な歌をわたしなんかに・・・ 「バーカ。大切な歌だからお前に歌ったんだよ」 どうして? 「お前があたしの大切な人だからに決まってんだろ」 キュン/// わたしは杏子ちゃんのふところに抱きついたの 杏子ちゃんの唇がわたしに触れる わたしの唇が杏子ちゃんに触れる あなたの歌ってくれた子守唄は最高だったよ でも、もう一つお願いしてもいいかな? さっきの恩返しも含めて わたしと一緒にワルツを踊ってほしいの コメント 210 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 00 31 32.99 ID mcgo/eMG0 [1/7] 絵を描くなんて久しぶり 最近はずっと杏子ちゃんとデートばっかりしてたから/// そうだ、あの時の感動を絵に表してみよう わたしは絵が上手なわけじゃないけれど、絵を描くのは大好き 大好きな絵で大好きな杏子ちゃんを表現してみよう わたしは杏子ちゃんとのデートを思い出す いつのことを描こうかなぁ 夜の浜辺でキスしてもらったこと? 一緒に綺麗なお月様を見てキスしてもらったこと? 遊園地に言って綺麗な夜景をバックにキスしてもらったこと? ━━ってキスしてもらってばっかりだなぁ 自分で思い出して、自分で恥かしくなっちゃうなんて、わたしってほんと幸せバカ/// 杏子ちゃんとの全てのキスの味は全て覚えている 杏子ちゃんを抱きしめた全ての時の温かさもまだ残ってる 杏子ちゃんの蕩けた顔も、笑顔も、泣き顔も全て覚えている わたしの大切な杏子ちゃん・・・ 顔を思い浮かべるだけで身体が熱くなるよ・・・ ママが言ってたけど『恋』って素晴らしいね さぁ、そろそろ最高の杏子ちゃんの絵を描かなくちゃ! わたしの全ての杏子ちゃんへの想いをこの絵にぶつけよう うん!最高の絵が完成したよ 結局できあがった絵はキスした時のことじゃないけど 最高の幸せの瞬間を描くのもいいかもしれないけど わたしは何気ない日常の一瞬を描く方が得意 えへへ、可愛いよ杏子ちゃん/// ティヒッ描かれた杏子ちゃんに見蕩れてしまった これじゃ自画自賛だね、まったくもう・・・ でも、これは最高傑作だよ! 今のわたしならゴッホにもモネにも岡本太郎にも負けない気がするよ! 「へー、どれが最高傑作なんだい?」 後ろから杏子ちゃんの声 杏子ちゃんはわたしの絵を後ろからひょいっと取っちゃった! やだ!返してよぉ・・・ 「何描いてんだよ///」 だって、その時の杏子ちゃんとっても可愛かったから 「だからって腹出して涎垂らしてるとこ描かなくたっていいだろ!」 杏子ちゃんの顔が紅潮していく 「ガサツって思われるしんねーけど・・・これでも一応あたしは女なんだぞ・・・///」 わたしだって女の子だよ? わたしは杏子ちゃんにお腹見られても恥ずかしいなんて思わないよ 「でも、好きなやつに自分の恥ずかしい姿見られたら・・・アレじゃんか・・・///」 いつもに増して乙女チックな杏子ちゃん 我慢できないよ!! わたしはいつの間にかに杏子ちゃんに抱きついていた わたしと杏子ちゃんの寝台(愛の巣///) 耳まで真っ赤にする杏子ちゃんを見てるといじめたくなっちゃうの 杏子ちゃん、顔蕩けちゃってるけどどうしたの? 「意地悪するなよまどかぁ・・・///」 ごめんね、杏子ちゃん わたしが思いっきり愛してあげるからね このような最高の瞬間はどうしても絵にすることができないの ここまで身体と精神が高ぶった状態を一枚の紙に閉じ込めることなんて出来ないよ だからわたしは全身全霊をかけて杏子ちゃんを愛してあげるの さぁ、一緒に激しく甘く優しく恋しい愛のワルツを踊ろうか コメント 376 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 00 31 08.63 ID WQa7LfSV0 [1/9] ソファで寝ている杏子ちゃん テレビを見ながら寝ちゃったんだね 可愛いそのお口からちょこんとお顔を出している八重歯ちゃん とっても白くて健康な八重歯 それはまるで白百合のよう 花言葉は『純潔』で いや、『無垢』という意味も持っていたかな? どっちにしろ杏子ちゃんに相応しい言葉だね 無垢な杏子ちゃんの純潔・・・ 想像しただけで胸がドキドキしてきたよ 杏子ちゃんの口の中に人差し指を入れてみたよ 赤くて可愛い舌見っけ! ふにふにするととても気持ちいいの 「んあっ・・・///」 杏子ちゃんは顔を赤らめて寝言を言ってるの ふふっ、ひょっとしてわたしとの恥ずかしい夢でも見てるのかな わたしは一旦杏子ちゃんの口から指を引く 杏子ちゃんのお口とわたしの指先に透明な糸 運命の白い糸って言ったところかな/// ううん、それはただの白じゃないね うん、それは虹色の愛の糸 たくさんの色が一つの糸に集まってる この宇宙がたくさんの星が集まってできているかの如く まるでわたしと杏子ちゃんみたい 私の想いや杏子ちゃんの想いが激しく絡み合って、混ざって、溶けて・・・ そして、一つになっちゃうの/// 杏子ちゃん 杏子ちゃん 杏子ちゃんは今寝てますか しかし返事はなく杏子ちゃんのスピーという可愛い寝息のみ これは、いいって事だよね? ごめんね杏子ちゃん・・・でも、わたし、もう我慢できないよ! 杏子ちゃんが悪いんだよ? そんなに可愛いから・・・! わたしは杏子ちゃんと唇を交わした 最初は優しく、段々と強く、わたしは迸る愛の衝動を杏子ちゃんに与え続ける 「んっ・・・あっ!?」 杏子ちゃんが目を開いた ごめんね、起こしちゃったかな? 「何やってんだよまどかぁ・・・///」 口からは疑問が出ているけど杏子ちゃんの身体は今の状況を理解しているようだ だって顔が真っ赤なんだもん! 安心して杏子ちゃん、愛してあげるから 「ったく・・・調子狂うよ・・///」 そう言うと杏子ちゃんは目を瞑りわたしに身を委ねてきた この迸るリビドーを愛に変えて杏子ちゃんを幸せの園に導いてあげなくちゃ! 浅い微睡みは 深海の泡沫と消え 眠っていた意識は 無意識にわたしの愛を求め、享受する さぁ林檎色のわたしの乙女よ 白百合の園へと導こう そして一緒に踊ろうか 優しく素敵な愛のワルツを コメント 573 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 00 32 31.12 ID p5bAiCTa0 [1/3] この子は信頼出来る だからこそ私は杏子と手を組んだ 何回やっても何回やってもアイツが倒せない 私は数えるのを忘れてしまうほどアイツと戦い、アイツに敗れてきた 何度も血を流し、何度も涙を流し、何度も悔しさを噛み締めた そう、最凶の魔女『ワルプルギスの夜』 アイツを倒さない限り、まどかは救われない でも、杏子とならアイツを何とかできそうに思えた 最初は、ただの利害の一致で杏子と手を組んだだけにすぎなかった でも、最近では少しその関係が変わってきた 何故だろう? 「おーい、他に菓子はないのか?」 杏子の声で私の思考は中断された それにしても、この子は本当によくものを食べるものだ でも、杏子の言動は何処か子供っぽくて何故かほっとする 『人間』ではなくなっている私達にもまだ『人間らしさ』が残っていると実感させてくれたからだろうか 「おいってば!」 少ししつこいのもたまに傷だけど わたしはスナック菓子を彼女に差し渡す 「おっ!サンキューな」 そう言うとすぐに袋を空け、スナック菓子を食べ始める杏子 こんな呑気なことしている場合ではないのに、彼女が食べ物を食べているのを見るとどこかほっとしてしまう 杏子は私の方を見るとスナック菓子を一つ摘み、差し出してきた 「食うかい?」 ええ、頂くわ、と返事をしてそれを受け取る私 何故か笑ってしまう それは自嘲やら安堵やらよくわからないものが含まれた笑い 「へへ、お前も笑うんだな」 杏子が私のことを茶化してくる 久しぶりかもしれない 人の前で笑ったのは それも杏子のお陰かもね 本当に彼女は頼りになる、口には恥かしくて出せないけど 今度、ラーメンでも奢ってあげようかしら 「そろそろ、作戦会議っての始めようぜ」 一通り作戦会議を終えた私達 杏子は何故か機嫌が良さそうだ いったいどうしたって言うの? 「いや、ワルプルギスの夜のヤツがどんだけ恐ろしい魔女かって分かったけどさ」 「お前となら負ける気がしないって思っただけさ」 そう、以外と楽観的なのね 「ネガティブに考えていたってただ、辛くなるだけだよ?」 そういう杏子の瞳は何処か遠くをみているような感じがした 「あとさ、もしよかったらなんだけどさ ワルプルギスのヤツをぶっ倒した後もしばらく、組まないか? いざっていう事もあるかもしんねーし」 貴女、そんなに私が好きなの? 自分でそんな冗談を言ったのが信じられなかった 「バカ///そんなんじゃねーよ///」 この子、以外と可愛いかもしれない・・・ でも、それもいいかもしれない 「そうか!」 その為には絶対にアイツを倒さないとね こんな気持ちでアイツとの戦いに臨むのは初めてだった コメント 691 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 00 32 56.08 ID CJX5BX580 [1/7] わたしは眠っていた いや、眠っているフリをしていた わざとお腹がちらりと見える程度にはだけて、杏子ちゃんの反応を見てみようと思ったの 「まどかー?寝てるのかー?」 杏子ちゃんがわたしの名前を呼ぶ 「こんな格好で寝てると風邪ひくぞ~?」 わたしの体調を気遣ってくれる杏子ちゃん・・・ それはとっても嬉しいなって 「それにしても綺麗な肌してるよなぁ・・・」 杏子ちゃんがわたしのお腹を人差し指でツンツンするの/// くすぐったいよぉ杏子ちゃん/// それに、杏子ちゃんの方が綺麗なお肌してるよっ! まるで生まれてきたばかりの赤ちゃんみたいにプニプニスベスベだもんっ! わたしはそう心の中で叫んだの 「それにしても、可愛い顔してるよなぁ」 そう言う杏子ちゃんは優しい声だった それはまるで優しい妹思いのお姉ちゃんの声 杏子ちゃんはわたしの頭をなでなでしてくれた 気持ちいい・・・こうしているととっても安心するなって 「お前は何処も行かないよな・・・?」 杏子ちゃんの寂しそうな声が聞こえた わたしにはその意味が分かる きっと、亡くなった家族のことを思い出しているのだろう とっても、大切な人だったに違いない だって、その人たちの為に魔法少女になったんだから・・・ 杏子ちゃんはわたしを心配させないように、表では寂しそうな顔を見せないけれど 街中を歩いていると、家族連れを見ると寂しそうな顔をするの 隠しきれるものじゃないよ、そういうのは わたしが杏子ちゃんに出来ることは何だろう? わたしは適当に見計らって起きる いや、寝ているフリを止めたって言った方がいいかな? 「おっ、起きたか?」 杏子ちゃんがわたしの頭を撫でる手を止めた 起きるとすぐにわたしは杏子ちゃんに思いっきり抱きつく 「どうした?悪い夢でも見たのか?」 ううん、杏子ちゃんが大好きだから 杏子ちゃんと一時も離れたくないから 「いつも一緒じゃないか」 それでもこうしていたいのっ! それとも、わたしに纏わりつかれるのイヤ? 「そんなことないさ」 杏子ちゃんはやっぱり優しくて大好きだ ねぇ、杏子ちゃんはわたしのこと好き? 「好きじゃなかったら、こんなことしてねーさ」 そう、ありがとね杏子ちゃん そう言うとわたしは杏子ちゃんの頭を撫でてあげるの わたしは何処にも行かないから安心して 「お前・・・」 わたしは杏子ちゃんのことを思いっきり抱きしめてあげた わたしに出来ること それは些細な事だった 杏子ちゃんから離れない事 杏子ちゃんと一緒にご飯を食べる事 杏子ちゃんと毎日キスをする事 そして、一緒に愛のワルツを踊る事だった コメント 890 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/19(月) 00 32 22.16 ID twxFb/VI0 [1/3] 最近はよく魔女が出現する こういう事は言うべきではないのだろうが私たちにとっては好都合だ お陰でグリーフシードが沢山手に入る 外道と思われるかもしれない。 それでも、私は構わない。 私には護りたいモノがある。 私の初めての友達のまどか。 この前まではそれだけだったのだが今ではもう一つ大切な人ができてしまった。 佐倉杏子。 彼女は私にとってどのような人物なのだろう? 友達とも仲間とも上手くカテゴライズ出来ない。 それでも、私にとって大切なモノになってしまった事は変わらない。 「なぁ、これ一つ使ってもいいか?」 杏子がテーブルの上に散らばる沢山のグリーフシードの一つを摘む。 ええ、使いなさい。常に万全のコンディションにある事が一番望ましいはずだから 「そっか、ありがとな。今度、あたしのお気に入りのラーメン屋に連れて行ってやるよ」 そう、期待しておくわ 「でも、お金は頼むよ」 ちゃっかりした杏子に私は思わず苦笑してしまう。 別の日 約束通り私は杏子に連れられてラーメン屋に行くところだった。 あんな口約束のつもりが本当になってしまうなんて・・・。 でも、嫌な感じはしない。 寧ろ嬉しいくらいだった。 本来だったら私くらいの子は友達と何処かに遊びにいってもいいはずだろう。 まぁ、私はそんな友達この時間にはいないのだけれど。 でも、今は杏子がいる。 それが妙に嬉しかった。 「あとはこの横断歩道を渡ってすぐだ」 『あっ、ほむらちゃん』 聞きなれた声が後ろから聞こえた。 そう、鹿目まどかの声だった。 私は彼女に返事をする。 『杏子ちゃんもこんにちはっ!』 「あー、こんなとこで逢うなんて奇遇だな」 ん?杏子とまどかは面識があるのだろうか? 『うん、杏子ちゃんは不良っぽいお兄さんに絡まれてたわたしを助けてくれたの』 そんなことがあったの。 私はあとで杏子にお礼を言わなくてはと思った。 『そういえば杏子ちゃんたちは何処に行くの?』 まどかはそう言いながら杏子と手をつないだ !!? 「ちょっと、ほむらとラーメン屋に行くだけだよ」 『ふーん・・・』 若干まどかの目から光彩が消えたような気がした 『わたしも一緒について行っていいかな、ほむらちゃん?』 なんか今日のまどかちょっと怖い・・・。 別にかまわないわ、と私は答えた。 『そう、ありがとねほむらちゃん』 そう言うとまどかは杏子の腕にくっついてきた まるでカノジョがカレシにくっつくように 「あんまりくっつくなよ、まどか~」 『ティヒッ』 何故か私は悔しい感じがしたので私も杏子の手を握った 「お前が手を繋いでくるなんて珍しいな」 今日はそういう気分なだけよ・・・ 初めて繋いだ杏子の手は柔らかくて温かくて優しかった コメント
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/311.html
【佐倉杏子】 [名前]佐倉杏子(さくら-きょうこ) [出典]魔法少女まどか☆マギカ [異名] [声優]野中藍 [性別/年齢]女性/13歳~14歳(中学2年生) [一人称]あたし [二人称]お前、あんた、てめえ [三人称] 「食うかい?」 マミの死後、隣町・風見野から見滝原に現れたベテラン魔法少女。 その戦い方は冷徹無比。周囲の犠牲を顧みず、使い魔をあえて放置して人を襲わせ、より強いエネルギーを得たところで食う…という戦法を使う。 新たに契約したさやかを邪魔に感じ、彼女を襲撃。ほむらの仲裁で止められ、後にほむらと手を組む事になる。 さやかが契約した理由を知った杏子は、「他人のために何かを願う」というさやかの姿に自分を重ね、彼女に、開き直って自分のために生きることを薦める。 実は杏子が願いを叶えようと思った理由は、教会の聖職者であった父の話を周囲に聞いてもらう事であった。 元々、聖職者の娘として、妹を含めた四人家族で貧乏に暮らしていた彼女だが、父は教会の教えとは全く別の「当たり前の事」を説き始め、人々や教会から反感を買い、怪しい新興宗教という扱いを受けて破門。食事にも困るような貧乏な暮らしをしていた時、キュゥべえと出会う。 キュゥべえに「父の話をみんなが聞いてくれるようにしてほしい」と願い、魔法少女として戦う事になった彼女。彼女の家は多くの信者が来るようになり、幸せになったかに思えた。 しかし、それが魔法によるものだとわかった途端、父は杏子を人の心を惑わす魔女と罵り、ショックで母や妹を巻き込んで無理心中してしまったのである。 その事をさやかに話し、さやかに肩入れし始める。 だが、さやかはソウルジェムの穢れで魔女へと覚醒してしまう。 その後出会った鹿目まどかと協力してさやかを救おうとするも、手遅れだったため、相打ち。さやかともに死亡する。 別の時間軸では、魔女の真実を知ったマミの無理心中に巻き込まれ死亡する事もあった。 最終回では、円環の理の力で復活。マミとともに、円環の理に導かれるさやかを見送った。 新編では、見滝原中学校の生徒であり、まどかやさやかと同じ学年である事が明かされている。こちらの世界でもさやかと仲が良い。 アニメでは暈されているが、魔法少女になりたての頃は、マミの弟子だった。 この頃は仲が良く、人の幸せを守るという明確な意思も持っていたが、そんな折に起きた一家心中でマミとは決別する事になった。 [外見] 身長は152cmのまどかより少し大きく、156cm前後と推定される。八重歯と釣り目が特徴。 腰まである長い赤髪を黒いリボンでポニーテールに結わえている。 服装は、茶色のブーツ、太ももまで露出したデニムパンツ、黒いシャツの上から水色っぽいパーカーを着用…というスタイル。劇場版では見滝原中学校の制服も着用。 [性格] 男勝りな口調が特徴。好戦的で、さやかを襲撃して楽しそうにしているような性格だった。言動も挑発的で、俗に言う嫌な奴に見える。 冷徹非情にふるまっており、実際結構被害も出してるうえに殺意を持って人を襲った事もあるが、本来は優しい性格(口調は全く同じ)。 当初は周囲の被害を鑑みない利己主義者という扱いだったが、さやかと出会って以来、本音部分の少し優しい姿を見せる。 本心では冷徹な自分を嫌っているらしい。脚本家の虚淵玄曰く、「杏子は悪人として振る舞うことで絶望を発散させ心の平静を保っていたが、実のところはそうした自分が好きではなく、この時仮にさやかを救うことができれば自分自身の心を救うこともできた。しかし見捨てていればそのまま真の絶望を迎えたであろうとされる」との事。 だいたいどの媒体でもあっさり改心する事が多い。 もともとは、人々の幸せを守るために戦おうとしていたが、一家心中ののち、魔法は徹頭徹尾、自分のためだけに使うという思考に切り替えた。 妹がいたせいか、小さな女の子には時たま妹を重ねて優しくする(千歳ゆまなど)。 また、食べ物もまともに食べられないような家で育ったため、食べ物を粗末にする奴が大嫌い。りんごを投げ捨てたさやかに「殺すぞ」とブチギレた事もある。 甘いものやお菓子が好きで、よく食べているが、これは窃盗で手に入れたもの。食べ物以外も殆ど窃盗で入手している。 スイーツはもともと好きな模様。 [他キャラとの関係] 鹿目まどかとは、さやかの救出の際に少しの間だけ親しくなるが、その直後に杏子自身が死亡した事もあり、短い間の交流に終わった。 美樹さやかとは、当初は対立していたが、お互いの願いを知ってからは、杏子がさやかを気に掛けるようになり、友達として分かり合っていく。 暁美ほむらとは、さやかを魔法少女にしないために利害の一致から、ともに行動する。杏子はほむらに不信感を抱いていたようだが、とうのほむらは杏子を特に信頼しており、新編などでその様子が見られる。 巴マミとは、かつての師弟関係であり、もともと親しい仲だったが、先述の一家心中の後、袂を分かつ。当初杏子が見滝原に来た時も、既に割り切っており、マミについて「マミが死んだか」と、何でもない事であるかのように発言している。 [能力] 魔法少女に変身可能。 窃盗スキルが高い。 ただし、勉強は全くできない。 教会にいたので、それなりに神の教えとかに詳しいかも。 ダンスゲームが得意。 以下、変身ロワにおけるネタバレを含む + 開示する 佐倉杏子の本ロワにおける動向 基本情報 初登場 009 四重奏―カルテット― 最終登場 180 孤独も罪も(後編) 参戦時期 6話終了後 スタンス マーダー(無差別)→???→対主催 変身回数 魔法少女(6)、ウルトラマンネクサス(3) 所持品 ソウルジェム 支給品 イングラムM10、火炎杖 参加者関係表 キャラ名 状態 関係 呼び方 本名 初遭遇話 生死認識 【協力】 フェイト・テスタロッサ、左翔太郎、ユーノ・スクライア、東せつな、相羽タカヤ、泉京水、姫矢准、梅盛源太、アインハルト・ストラトス、蒼乃美希、孤門一輝、高町ヴィヴィオ、沖一也、冴島鋼牙、結城丈二、涼邑零 【敵対】 井坂深紅郎、ゴ・ガドル・バ、パンスト太郎(ほぼ認識していない)、モロトフ、ン・ダグバ・ゼバ、天道あかね、血祭ドウコク 名前のみの情報 キャラ名 状態 情報 情報伝達者 説明 第一回放送まで 第二回放送まで 第三回放送まで
https://w.atwiki.jp/ankopoemgee/pages/97.html
【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51-60】 【61】 【62】 【63】 【64】 【65】 【66】 【67】 【68】 【69】 【70】 【71-80】 【81-90】 【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1314328764/ 337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 03 15.32 ID TI5Mbl/N0 [1/6] 338 名前:【今日、8/27は「男はつらいよの日」-ttp //goo.gl/BbyaR】[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 03 34.44 ID 1URnhe+y0 [3/3] 353 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 09 35.82 ID bNItQR5l0 [1/6] 367 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 18 44.41 ID bNItQR5l0 [2/6] 355 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 11 06.39 ID DmBMleYe0 [1/5] 363 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 16 23.97 ID DmBMleYe0 [2/5] 371 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 22 00.82 ID DmBMleYe0 [3/5] 377 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 29 37.80 ID DmBMleYe0 [4/5] 381 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 39 18.02 ID DmBMleYe0 [5/5] 391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 01 07 55.17 ID JXHQYRQq0 [1/3] 430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 03 17 35.60 ID JXHQYRQq0 [3/3] 683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 00 03.28 ID Z7x11Ydi0 [1/4] 686 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 01 14.41 ID Hsv6YLfO0 [1/15] 697 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 09 32.35 ID Hsv6YLfO0 [2/15] 693 名前:ムーンライトながら[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 07 12.41 ID K0FirGZe0 [2/5] 707 名前:ムーンライトながら[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 17 18.96 ID K0FirGZe0 [3/5] 720 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 37 47.57 ID Hsv6YLfO0 [3/15] 802 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 12 00 02.76 ID x9vRiTLa0 [1/2] 809 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 12 40 45.51 ID JHG5BSpT0 [2/2] 337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 03 15.32 ID TI5Mbl/N0 [1/6] はぁ……杏子ちゃんとお絵かきしたい。 日曜日の昼下がりに僕は杏子ちゃんと一緒に近所の神社までお絵かきしにいくの。 杏子ちゃんは最初「絵なんていいよーそれよりなんか食いにいこうぜー」って嫌々だったけど、 僕がどうしてもってお願いすると「しょうがねーなぁ。今日の晩飯うまいもんつくれよ!」ってオッケーしてくれたの。ありがとねあんこちゃん。 僕が葉っぱのスケッチしてると横から覗いてきて「上手いのかヘタなのかわかんねー」と茶々をいれてくるの。 でもそれは構ってほしさってわかってるから、来る度に頭をなでなでしてあげるの。 なでなでしてあげると「なっ、なんだよっ」ってまたどっかへ行ってしまうけど、すぐに寄ってくるの。あんこちゃんかわいい。 僕が樹皮のスケッチしててうまくいかなくって悩んでると、「んな面白くないもん描いてるからだって。息抜きしようぜ」って手を引っ張ってくるの。 「ほら、私がモデルになってやるよ。たまにはいいだろ?こういうのもさ」ってポーズをとるあんこちゃん。 僕は最初戸惑うけど、ここで引いたらあんこちゃんに恥ずかしい思いをさせると思って書き始めるの。 柔らかそうなうなじから、首筋を通っての鎖骨へのライン。ホットパンツから覗いた引き締まってしなやかで、すべすべ弾力のありそうなふともも。 今まで意識していなかったあんこちゃんの女っぽさに、僕はドギマギしてしまうの…… あんこちゃんの女らしさに刺激された僕の男らしさは、実に猛々しく自己主張を始めちゃうの…… あんこちゃんはそれを見て顔を赤らめながら、「……つ、次はわたしをスケッチブックにしてみる?」って言って服を脱ぎだすの! 白くて柔らかな肢体……僕はそこに自前の筆で大きく愛を表現するの……! コメント 338 名前:【今日、8/27は「男はつらいよの日」-ttp //goo.gl/BbyaR】[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 03 34.44 ID 1URnhe+y0 [3/3] はあ・・・あんこちゃんと一緒に祭りに行きたい。 僕とあんこちゃんは近所のお祭りに行くの。 あんこちゃんはなれない浴衣姿で恥ずかしそうなの//// 「こんなのアタシには似合わないよ」って、あんこちゃんは言うの。 そんなことないよ、って言おうと思ったらいつの間にかいなくなってるの・・・ どこ行ったのかと思ったら、りんご飴を目をキラキラさせながら見てるの。 僕が買ってあげようか?って言ったら、「本当かい!」ってあんこちゃんすっごく喜ぶの//// ニコニコしながらりんご飴食べてるあんこちゃんを見て僕はおもわず可愛いって言っちゃったの////////// そしたらあんこちゃんは、りんご飴より更に顔を真っ赤にして、思わずりんご飴を落としちゃうの////// 「ば、馬鹿!お、お前が変なコト言うから落としちゃったじゃないか!」ってあんこちゃん焦ってるの/// そしたらテキ屋のおっちゃんが、「嬢ちゃん可愛いからもう1個サービスしてやるよ、ほら」って、りんご飴の代わりをあんこちゃんにくれたの。 あんこちゃんはますます顔を真っ赤にして「あ、ありがとう・・・」って小さい声で言うの!////// その後も水風船釣ったり、射的しながらお祭りを楽しんだの。 そして・・・ 祭りが終わったあとは近所の神社の片隅で、僕の水風船があんこちゃんのりんご飴の中で弾けるの・・・・//// コメント 353 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 09 35.82 ID bNItQR5l0 [1/6] 夜風を切り、自転車をこぐ 水溜りに映る月をを車輪が踏みつける 踏み切りが鳴り、遮断機が降りる 「行っちゃえ!」 僕の後ろで美しい髪を鳴らす杏子 彼女の望む通り加速させギリギリで踏切を潜り抜ける 「ひゃっほー!」 僕の身体につかまった杏子は気持ちよさそうに声をあげる 夜だから、静かにね 「ごめん、はしゃいじゃって」 杏子は僕のこぐ自転車の後ろに座るのが気にいっているらしい 風を切る感じが気持ちいいらしい 「あ、そこ右だぞ」 杏子の指示通りに右の角を曲がる 「なぁ、コンビニ着いたらアイス買ってくれよ」 OKだよ。じゃあ、少しとばすからしっかり捕まってね 「わかったよ」 杏子が僕の身体にぴたと密着させた コンビニで僕は牛乳と菓子パン、そして約束どおり杏子にアイスクリームを買った 「ここで食っていい?」 コンビニを出ると駐車場で杏子は言った 確かに持って帰るうちに溶けちゃうかもしれないしね 僕はコンビニの入り口から少しズレたところ ゴミ箱の隣あたりまで杏子を連れ、そこで食べさせてあげることにした 杏子はアイスクリームをチロチロと美味しそうに舐めている 彼女のチラチラと見える下が可愛らしい 「お前も食うかい?」 うん、ありがとう 間接キスしちゃったね 「あたしは直接の方が好きだけどな」 恥かしげもなく杏子は言う じゃあ、帰ろっか 「そうだな」 再び僕らは自転車に跨る コメント 367 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 18 44.41 ID bNItQR5l0 [2/6] 坂道を下る 夜の暗闇を切る あたりに人も車もなくこの世界を僕と杏子が独占したような気分になった 寧ろ僕達だけがこの世界にいるようだった 夜の楽園が訪れたのだ 僕はアダムで杏子はイヴか いや、やめておこう 杏子はイヴ程度では喩えることが出来ない 「なぁ、そこの公園で一涼みしないか?」 とある公園のベンチ たった一つの電灯には虫がわらわらと群がっている 普段だったら気持ち悪いと思うだろうが今日はそんな事思わなかった むしろ感謝していた 彼らは天使だ 夜の楽園に訪れた天使 そして僕と杏子は天使に見守られながら永遠の愛の輪舞曲を奏でる 「なぁ、直接キスしようぜ」 電灯に照らされた彼女の顔は些か火照っていた 華麗なステップを踏むかの如き杏子の舌は 僕の唇という舞台を優雅に踏む 躍りは情熱的に燃え盛るように激しくなり 舞台を僕の口の中に帰る 杏子は一旦口を話す アイスクリームのような真っ白の糸の橋がかかる 純白の白 永遠の愛の白 輪舞曲は終局を向かえる 激しく、激しく、激しく 違いの名前を呼び交わし 最後は真っ白に燃え尽きる 僕の顔も、杏子の顔も愛で満ち足りていた 輪舞曲は終焉を向かえた しかし、第二楽章がまだ残っている さぁ、奏でよう永遠の愛の愛による愛の為の協奏曲を コメント 355 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 11 06.39 ID DmBMleYe0 [1/5] はぁ・・・。疲れた・・・。 俺は、疲れた体を引き釣りいつもの様に帰宅をするために、電車を待っていた。 中々電車が来ない・・・。 ふと、駅のディスプレイを見ると “湘南新宿ラインは高崎線内で発生した線路爆発の影響で運転を見合わせています” ついてないな・・・。 俺はKIOSKでスポーツ新聞を買い記事を読んでいく “高崎線爆発事故。少女が1人巻き込まれ死亡。近くのホテルで腐乱した少女の遺体を発見” と、その爆発に巻き込まれた少女の名前を見て、俺は愕然とした。 俺が、高校生だった頃に逢った孤児の名前が記されていた。 俺は、無理矢理にでも東京に連れてきて一緒に暮らすべきだったと。 “転校生”に彼女を任せるのではなかったと酷く公開した。 少女の名は・・・・。 コメント 363 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 16 23.97 ID DmBMleYe0 [2/5] 俺は、あの日下校途中にコンビニからりんごを万引きしようとした少女を見つけた 赤い髪・赤い瞳を持つかわいらしい少女だった。 俺は咄嗟に少女を呼びとめた 「君、名前は?そのりんご、どうするんだい?」 少女は答えた 「あたしには、親も兄弟もいない。こうしなきゃ食べるものが無い、 だから放っておいてくれ。あんたらに迷惑をかけたわけじゃないだろ」 俺は放っておけなかった。 俺は少女からりんごを奪うと、持っていた“武蔵野牛乳”と一緒にレジへ持っていった そして、その少女にりんごを渡した。 「お前、すごく良いやつだな。喰うかい?」 そういうと、半分ぐいらいかじったりんごを俺に差し出した 「いや、それは君にあげたんだ。全部残さず食べてくれ」 そういうと、俺は牛乳を一気に煽った 少女の笑顔が眩しかった コメント 371 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 22 00.82 ID DmBMleYe0 [3/5] 少女は、太陽のような笑みで俺に礼を述べ、去っていった。 「おい、キミはこんなところで何をしていたんだい」 最近、俺のクラスに転校してきたヤツが俺に話しかける。 「ああ、女の子が万引きしそうになったから、止めて。それから買ってあげた」 俺は今までの流れを転校生に説明した 「ふ~ん。でも、訳が分からないよ。何故キミは見ず知らずの女の子に、そんな事ができるんだい? ボクには到底理解できない行動だよ」 この転校生、声は可愛いが時たまトゲのある事を言う。見た目もまるで“男の娘”だ ただ、名前はちょっと古風だ 確か“九兵衛”と言ったか あの日以来、俺は毎日少女にパンやお菓子を買ってあげた。 コメント 377 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 29 37.80 ID DmBMleYe0 [4/5] 俺が高校3年になって、東京の会社へ就職が決まったときある不安が生まれた 【俺が東京へ行ったら、この子はどうやって生きていくんだ?】 俺は、ある日九兵衛に心の内を話した。 そして、犯罪臭いのは分かってる。でも俺は本気であの子に恋してる(かもしれない) と 「恋愛感情なんて、一種の病気みたいなものじゃないか?なんでキミたちはそういう話しか できないのかなぁ」 俺には、こいつの感性が理解できない。 人を好きになった事がないのか?こいつは しかし、その直後 「何なら、ボクに任せてよ。あの子はボクが守って見せるから」 そう、俺に優しくきって来た。 何か裏があるかもしれない。そう思ったが、それであの子が幸せに暮らせるなら なに不自由なく暮らせるなら、俺はそれで良いと思い九兵衛にその少女を託した。 卒業式が終わった後、俺は、少女に最後のパンを買ってあげた。 もう逢えないと告げると 涙をこぼしながら 「あたしは一人でもやっていける。あんたこそ、のたれ死ぬなよ」 と 少女は俺に言った コメント 381 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00 39 18.02 ID DmBMleYe0 [5/5] 結局、それが最後だった。 スポーツ新聞の記事がウソであって欲しい。流行る気持ちを抑え、 俺は駅員に言う 「知り合いがヤバいことになって層だ、兎に角、いますぐ行ける方法で、 今、一番早く行ける方法で、高崎まで・俺を高崎まで連れて行ってくれ 金ならいくらでも出すから」 俺は必死で叫んでいたようだ。 駅員は引きながらも、それなら山手線で品川まで出て、そこから東海道線で・・。 「いい、新幹線で良い。品川から東京までと東京から高崎まで。」 一秒でも、記事がウソだという事を証明したい。 俺は、焦っていた。 そして 「何で、つれてこなかった。こっちでも二人で暮らせただろう。何で九兵衛に預けた 何で・・・・。何で・・・・。何で・・・・」 俺は、高崎駅の改札を抜けるとタクシーで献花台へ向かった。 「おまわりさん、俺の知り合いかも知れないんです。あわせて下さい」 俺は警官と一緒に、少女が安置されてる病院へいった 「きょ・・・・。う・・・・こ・・・・・。うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 見なければ良かったと、俺はこのこのとき思った。 何で俺はこの子を一人にした。何で俺は・・・・。 全てに絶望しかけたとき、その声が聞こえた 「あんたが居てくれたから、あたしは絶望ぜすにすんだんだ。ありがとう。 それと、ごめんな・・・・。もう悲しまないでくれ。あたしはいつでもあんたの傍にいるから」 と コメント 391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 01 07 55.17 ID JXHQYRQq0 [1/3] 満ちたりし星 頬撫でし風 町外れなる教会 僕の手握りたる杏子 空を見つめる彼女の瞳いと寂しげなり 空満ちる 煌めく星も 父母の 愛に勝るは よもあらじかな 「ここで家族と見た星が忘れられないんだ」 杏子のそのさま いとあはれなり… 「こんなに綺麗なのにさ、一人で見る星は何にも感じないんだ」 「でもお前と見る夜空はとても綺麗なんだ」 諸共に 星を見まほし 君の袖 夜語りする夏 あらまほしけれ 杏子かくなむ言ひけると我が懐に頬すりすりなり 我、杏子いと愛ほしく思ひて涙流して身体を抱き締め、唇を交わせり 杏子、我、何時までも君の側にいたり 諸共に かく美しき夜空見て、団子など食ひて夜語りせむ 杏子、涙を流してかく詠ひけり つきづきし 月なき夏夜の 夜語りは 共につき合ふ 一夏の夢 コメント 430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 03 17 35.60 ID JXHQYRQq0 [3/3] 杏子ちゃん 涎が出てるよ 恥ずかしがらないでいいよ 可愛いね杏子ちゃんは 杏子ちゃん あぁ杏子ちゃん 杏子ちゃん さぁ、寝ようか杏子ちゃん おててつないで夢の国へ行こう お休み、杏子ちゃん、愛してるよ コメント 683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 00 03.28 ID Z7x11Ydi0 [1/4] 夏の夕暮れ やうやう夕日は沈みゆきて、からす鳴く音と共に、太鼓の響き聞こえけり 我が前にて、茶をすすり、芋羊羹を食ひたる杏子、首を傾げかく我に問ひけり 「この音はなんだ?」 かく響き祭りの太鼓なり 今宵は夏祭り開かれし日よ 杏子清げなる瞳を輝かせ我が顔を見て詠ひけり 太鼓の音 葉月晦 聞きたれば 祭我らを 待つよしもなし 「早くしないと祭が終わっちゃうから早く行こうぜ」 杏子我が手を引きて家を出たり 公園に人いと多く、金魚すくいなる店や綿飴売りたる店もいと多きかな 杏子、我の袖を限りなく優しき手で掴む 「綿飴買ってよ」 あな恋し! 幼子の如き無垢なる杏子の瞳、いみじう愛ほしきかな 祭の終はり 公園の椅子なるところにて杏子と共に夜を楽しむ 「今日は連れてきてくれてありがとな」 杏子、幸せなれば我も嬉しきかな 我、限りなく杏子を恋しく思ひ、妹を身に寄せかく詠ひけり 夏の夜 愛しき君の 唇に 寄る我が舌は あんあんなりけり コメント 686 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 01 14.41 ID Hsv6YLfO0 [1/15] 廻る、廻る それは運命の歯車のように廻る 留まる事を知らず、一期一会のこの人生 同じ流れる川に二度と入れぬように 火は常に躍り続けるように 氷はいつか溶け水となるように 僕の眼の前を彼らは通りすぎていく 対面に座る杏子は一瞬の隙も見せず彼らを捕らえる 「中トロもらい!」 そう、僕らは回転寿司店に来ていた 「なぁ、あの金色の皿とっていいか?」 僕の財布を気遣ってくれる杏子 彼女の優しさには涙が出そうになる うん。今日は僕の奢りだ、好きなだけ食べていいよ 「やっほー!ありがとな」 杏子は嬉々とした表情で大トロをとる 彼女は上品な箸捌きでさっとネタを醤油につけシャリに乗せる 杏子は箸使い上手いね 「そうか?行儀よく食べるのは食べ物への礼儀だろ」 ただ、食いしん坊というわけではないようだ 「お前もなんか食べなよ」 僕はイクラをとった 杏子は寿司好きかい? 「うん!なんでも食えるものなら好き嫌いしないけど和食は特に好きだぜ」 じゃあ、今度高級な寿司屋とか キュゥべぇってお店はすごい高いらしいけど芸能人御用達とかでとても美味しいらしいよ 「う~ん、あたしはそういうとこはいいかな」 「だって高すぎてあんまり食えないんだろ?」 杏子の心遣いが痛い・・・ 「それにあたしはお前と食えればそれだけで幸せだからな」 コメント 697 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 09 32.35 ID Hsv6YLfO0 [2/15] 「ふぅ~食った食った~」 お腹をぽんぽんと叩きながら歩く杏子 杏子は満足してくれたようだ 僕としてもとても嬉しい 「いつも美味いもん食わせてくれてありがとな」 満面の笑顔の杏子 僕も君から沢山の幸せをもらってるからおあいこ様だよ 「へへっ ありがとね」 杏子は僕の手を握る 人の少ない公園 ベンチで杏子は僕の頭を撫でる どうしたの? 「いつもの世話になってるお礼さ」 なら、もっと違うお礼が欲しいな・・・ 「じゃあ、こんなのはどうだい?」 杏子は僕の頬にキスをする そして一旦、顔を放すと僕の両頬を優しく抑え 僕の唇にもう一度優しく甘いキスをする 「気持ちよかったかい?お前の顔トロトロに蕩けてるぞ」 そういう杏子もウニみたいに蕩けた顔してる 海鮮風味の協奏曲 僕はシャリで杏子はネタ 二人が重なり合う時至高の寿司のような協奏曲が荒波のように激しく奏でられる コメント 693 名前:ムーンライトながら[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 07 12.41 ID K0FirGZe0 [2/5] 杏子と俺は、とある無人島に冒険に来ている。 杏子が冒険をしたいとだだをこねたからだ。 今日一日歩き回って、食べれるのか食べちゃいけないものなのか分からないもの を沢山食べた。 残そうとすると杏子が 「食い物を粗末にするな。あたしらはこいつの命を貰ってるんだ。 粗末にしたら殺すぞ」 としきりに言うので、涙目になりながら必死で食べた。 杏子はとても嬉しそうだった。 テントを張り終え、二人でまったりしていると突然杏子がテントから飛び出し 俺を呼んだ 満点の星空 波の音 そして、俺と杏子しか居ない空間 月明り(ムーンライト)に照らされながら、俺と杏子は色々な話をした。 月明りのせいか杏子が何時もより可愛く見える。 気づくと俺は、杏子の唇を奪っていた そして、俺は月明りに照らされながら、杏子と初めて一つになった。 そして、杏子のたった一つしか無いものを貰った コメント 707 名前:ムーンライトながら[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 17 18.96 ID K0FirGZe0 [3/5] 数日後、 俺と杏子は無人島から自分達の町に帰って来た。 あの日以来、俺と杏子の距離は間違いなく縮まった。 ただ、杏子が可愛いだけじゃない。 俺の全てをかけて。そう、”魂を賭けて”でも杏子を守りたい。 もう、杏子を離さない。 かつて、杏子が背負った十字架を苦しみを、少しでも、一瞬でも和らげることが出来たら 俺は幸せだ。 必ず杏子を守る、一生・・・・・・・・。 “ムーンライト”に照らされ“ながら”誓った思い。 そして杏子結ばれるという俺の“のぞみ”に“ひかり”は差すのか いや、差さなくても良い。杏子の悲しみが二度と“こだま”しないよう 何があっても杏子を守だけだ。 その日から、俺は、毎日杏子にそっと告げている 「愛してるよ、杏子。」と コメント 720 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00 37 47.57 ID Hsv6YLfO0 [3/15] 一日一杏子 「私は総てを愛している。 ゆえに総てをあんあんする。 あんあんして、この杏子の日を称えるがいい」 コメント 802 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 12 00 02.76 ID x9vRiTLa0 [1/2] なあ、杏子ちゃんと飲むときはいつも白○屋だな。 一番最初、杏子ちゃんと飲んだときからそうだったよな。 杏子ちゃんがホームレスで、俺が月20万稼ぐフリーターだったとき、 おごってやったのが白木屋だったな。 「俺は、毎晩こういうところで飲み歩いてるぜ。金が余ってしょーがねーから」 俺はそういって笑ってたっけな。 杏子ちゃんがマミさんの紹介で入社して初任給22万だったとき、 俺は月30万稼ぐんだって胸を張っていたよな。 「毎晩残業で休みもないけど、金がすごいんだ」 「バイトの後輩どもにこうして奢ってやって、言うこと聞かせるんだ」 「社長の息子も、バイトまとめている俺に頭上がらないんだぜ」 そういうことを目を輝かせて語っていたのも、白○屋だったな。 あれから十年たって今、こうして、たまに杏子ちゃんと飲むときもやっぱり白○屋だ。 ここ何年か、杏子ちゃんがこういう安い居酒屋に行くのは俺と一緒のときだけだ。 別に安い店が悪いというわけじゃないが、ここの酒は色付の汚水みたいなもんだ。 油の悪い、不衛生な料理は、毒を食っているような気がしてならない。 なあ、別にウニや不具合が出る店でなくたっていい。 もう少し金を出せば、こんな残飯でなくって、本物の酒と食べ物を出す店を いくらでも知っているはずの年齢じゃないのか、俺たちは? でも、杏子ちゃんは今の俺を見ると、 俺がポケットから取り出すくしゃくしゃの千円札三枚を見ると、 杏子ちゃんはどうしても「もっといい店行こうぜ」って言えなくなるんだよな。 俺が前のバイトクビになったの聞いたよな。俺が体壊したのも知ってたよな。 新しく入ったバイト先で、一回りも歳の違う、20代の若いフリーターの中に混じって、 使えない粗大ゴミ扱いされて、それでも必死に卑屈になってバイト続けているのもわかってるよな。 だけど、いいだろ? 辛いバイトを蔑まれながら汗水流して働いて、土日はゲームして。そんな人生だけど たまに杏子ちゃんと一緒に白木屋で飯を食うのがさ、俺にとってはこれ以上なく幸せなんだよ 杏子ちゃんはこんな泥水みたいな酒でも、毒みたいな飯でもおいしそうに食べてくれるよな こんなとこでしかごはん食べれなくてごめんな。けど、俺は杏子ちゃんと少しでも会う回数を多くしたいから、こんな安い居酒屋に行くしかないんだよ 杏子ちゃんと一緒にいれれば、杏子ちゃんが隣にいれば幸せなんだよ そのためならいくらでも働くし、どんなに蔑まれても頑張る ただ、杏子ちゃんと白木屋で過ごすために、おれは頑張るし、生きてるんだよ コメント 809 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 12 40 45.51 ID JHG5BSpT0 [2/2] 「なぞなぞしようぜ!」 なぞなぞ? 「桜は桜でも食える桜はな~んだ?」 うーん、さくらんぼ? 「ぶっぶー!!」 えーっ? 「佐倉杏子でした!」 「お前になら食われてもいいよ…///」 じゃあ、食べちゃおうかな 「来て…優しくしてくれよ///」 杏子ちゃん美味しいよ! 「ふわぁっ///」 大好きだよっ!杏子ちゃん! コメント
https://w.atwiki.jp/puriusu/pages/24.html
Black_cat マザー杏子 名前 マザー杏子 G順位 バットマン 職業 楽士 種族 ベリア PR
https://w.atwiki.jp/moitameibo/pages/584.html
杏子 あんこかわいいよあんこ +... +... 牌譜投稿 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (anko1-1.png) +... 成績を見る 喪雀 天鳳記録 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (anko2-1.png) +... #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (anko2-2.png) 成績を見る 喪雀 天鳳記録 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (anko3-1.png) +... #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (anko3-2.png) 成績を見る 喪雀 天鳳記録 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (anko4-1.png) +... #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (anko4-2.png) 成績を見る 喪雀 天鳳記録
https://w.atwiki.jp/ankopoemgee/pages/48.html
【01-10】【11-20】【21-30】【31】【32】【33】【34】【35】【36】【37】【38】【39】【40】【41-50】【51-60】【61-70】【71-80】【81-90】【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1302089878/ 53 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 00 13.75 ID GqBgdmSh0 54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 00 56.05 ID C0wGIZ/Y0 55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 00 57.41 ID +JQ1DKAT0 78 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 47 38.10 ID SiWSPoTW0 82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 52 27.44 ID +yKlGitX0 262 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 23 53 58.90 ID SrfENHdc0 265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 00 00 27.15 ID SiWSPoTW0 266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 00 01 53.61 ID MFOB55la0 370 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 18 12 03.92 ID si+AlcDo0 409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 00 00 14.10 ID AW+mBD6u0 411 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 00 01 39.69 ID IdBRN5x00 571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 23 59 55.34 ID 5WIfvZM90 574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 00 00 43.08 ID X66V+vfA0 575 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 00 01 25.75 ID IdBRN5x00 620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 05 23 53.93 ID nG931RznO 842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 00 02 40.81 ID kuPuuSXE0 947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 21 32 16.49 ID a/d5DpsLO 963 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 23 06 28.17 ID Ci31PXyu0 991 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 23 46 34.25 ID a/d5DpsLO 53 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 00 13.75 ID GqBgdmSh0 あんこちゃんと一緒にステーキ屋に行きたい。おしゃれなステーキ屋に行きたい。 二人で対面式カウンターに座って、コックさんの料理とその後ろの夜景を眺めるの。 お肉を切り分けた後に、コックさんがお酒を振りかけて、一瞬でお肉が炎に包まれるの。 あんこちゃんは『おおっ』って言って、僕は炎の照らされたあんこちゃんの顔と瞳はとても綺麗だと実感するの。 それで、二人でお肉をお腹いっぱい食べるの。色んなタレや塩を漬けて食べるの。 そうして、二人で沢山食べて、ちょっと気持ち悪くなる位になりながら家に帰るの。 二人で肉の匂いを消した後、僕達は満腹感とともにベッドに倒れこむの… 僕は夜のあんこちゃんの顔を眺めて、あんこちゃんの瞳には淫靡な光が宿るの。あんこちゃんはとても綺麗なの。 それで、あんこちゃんの大事なところからタレが出て、僕のあそこからは潮がでるの・・・./// コメント 54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 00 56.05 ID C0wGIZ/Y0 はぁ・・あんこちゃんと温泉に行きたい。 僕とあんこちゃんはとある温泉に行く事になるの。 あんこちゃんは温泉というモノを知らないみたいで、とってもウキウキしていたの。 旅館に着いた僕達は、さっそく温泉に入りに行くの。もちろん混浴なの/// あんこちゃんは恥ずかしがって、タオルを巻いて入るの。ちなみに僕は真っ裸なの。 あんこちゃんは「ちょ///隠せよォ///」と顔を真っ赤にしているの。可愛い。 僕達は温泉に浸かって、心地よさに笑顔を見せ合うの。 この時、僕はあんこちゃんに見とれてしまって、おっきしはじめちゃうの// それに気づいたあんこちゃんは「お前・・//やるかい?//」って言ってきたの! そして・・僕達は温泉の湯に浸かりながら、身も心も一体化して快楽を味わうの・・・/// コメント 55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 00 57.41 ID +JQ1DKAT0 怒りの日、その日は ダビデとシビラの預言のとおり 世界が灰燼に帰す日 審判者が来たりて 全てが厳しく裁かれるとき その恐ろしさはどれほどなものか 其れが今日だというのか・・・? おぉ、運命の女神よ 呪ってやる! この私から幸せな時間を奪うな!返せ! 今日という安息日、杏子との永遠の幸福の日を返せ! おのれ、忌々しい天使め 喇叭を吹くな その羽を千切って穢れた地に埋めてやろうか 「おい!大丈夫か!?」(杏子、寝台にて横たわる私をゆする) 大丈夫だよ杏子・・・(弱々しくも其れを隠そうとする私) 「でも、お前の身体・・・こんなに熱いじゃないか!」(杏子、絞った冷たいタオルで私の額を流れる汗を拭く) はは・・・風邪だよ風邪、心配しなくて大丈夫(精一杯笑顔をつくり杏子を心配させぬようにする) 「馬鹿野郎!風邪は万病のもとなんだぞ! それに・・・」(急に顔を赤らめる杏子) それに・・・? 「お前が苦しそうにしてんの見んのは辛いんだよ!」(瞳を潤ませて言い放つ) キュン/// 「もう無理しないでくれよ・・・」(涙を流して私の胸に縋り付く) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1504076.jpg キュキュン/// 「お前だけの身体じゃないんだぞ・・・」(ヒックヒックと涙で私の服を濡らす杏子) キュキュキュン/// どうやら私は本当に病に罹ってしまったようだ 「え?」(私の顔を見る杏子) 『恋』という名の甘い病にね(私、杏子の涙を手で拭う) 「バーカ…///」(ギュッと私の身体を抱きしめる) コメント 78 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 47 38.10 ID SiWSPoTW0 あんこちゃんと一緒にステーキ屋に行きたい。おしゃれなステーキ屋に行きたい。 二人で対面式カウンターに座って、コックさんの料理とその後ろの夜景を眺めるの。 お肉を切り分けた後に、コックさんがお酒を振りかけて、一瞬でお肉が炎に包まれるの。 熱気を被ったあんこちゃんは『おおっ』って言って、僕は炎の照らされたあんこちゃんの顔と瞳はとても綺麗だと実感するの。 それで、二人でお肉をお腹いっぱい食べるの。色んなタレや塩を漬けて食べるの。 そうして、二人で沢山食べて、ちょっと気持ち悪くなる位になりながら家に帰るの。 二人でシャワーを浴びて、肉の匂いを消した後、僕達は満腹感とともにベッドに倒れこむの… 僕は夜のあんこちゃんの顔を眺めて、あんこちゃんの瞳には期待するような光が宿るの。そんなあんこちゃんはとても綺麗で、僕は抱きしめるの。 座っている僕にあんこちゃんを跨らせて、僕達は対面座位で繋がってるの/// それで、あんこちゃんの大事なところからタレが出て、僕のあそこからは潮がでるの。 その潮をあんこちゃんのお胸に振りかけて、精液の熱さに驚いたあんこちゃんは『おお…』と息を吐くように呟くの… コメント 82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 00 52 27.44 ID +yKlGitX0 あんこちゃんの口に指を入れて八重歯でアマガミしてもらう 尖がった先っぽに指は当てないで、歯の曲線に合わせて指をあてる 口を閉じてもらうと指の端と中央部にほどよい感触が伝わる 「こんなのが好きなのか?何が良いんだか」と呆れ気味の杏子に じゃ指貸してみて、と手を取り人差し指を俺の口へ当てる 「ちょ…何すんだよ!」と抗議の声を上げるもそのまま口の中へ さっきしてもらったのと同じように俺の八重歯に杏子の指をあてる 「あっ…ん……」予想外の声にドキッとしてしまう ほうよ?ふぁかふぁかひひでひょ? 「何言ってるか分かんねーよ!ほらお前も貸してみろ」 と今度は杏子自ら俺の手を取って指を口の中へ 八重歯を押し当てると同時に舌を使ってきた… 「ふぁんだひょ、ふぇんなふゃおひぃやがっふぇ」 ふぁにふぃっふぇんふぁふぁ お互いに相手の指を咥えつつ言葉になって無い言葉で会話する 間抜けすぎる光景だけど何か凄く幸せだな… コメント 262 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/07(木) 23 53 58.90 ID SrfENHdc0 最近花粉症がつらい。 あんこの唾液を鼻の奥に塗りつけたい。 あんこの頭撫でてあげたい。 最初は凄いいやそうに、うざったそうにしてるんだけど、 そのうち顔を赤くしてうつむいて抵抗しなくなるあんこ。 ちゅっちゅしたい。 コメント 265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 00 00 27.15 ID SiWSPoTW0 あんこちゃんと一緒に洗面台に立ちたい。あんこちゃんの髪をいじりたい。 あんこちゃんに「髪の毛どこで切ってるの?」って訊いたら、『自分で切ってる…金が勿体無いからな』って言うの。 だから、僕はあんこちゃんの目にかかって邪魔になった前髪を切ってあげることにするの。 濡らした前髪を指でつまんで伸ばして、『…うーんこれくらいかな?』と上目遣いで言ってくるあんこちゃんに従って、チョキチョキ切るの。 お互いの息遣いと、少しずつハサミを入れる音だけが洗面所に響くの。 そうしていたら、『ちょっ、くすぐったいよ。』とあんこちゃんが言って、僕はあんこちゃんの頭に顔を近づけすぎていたことに気づくの。 もう散髪も終わりかけで、僕はあんこちゃんが二人だけの空間で散髪することを気恥ずかしく思い始めたことに気づくの。 それで、前髪が濡れて、可愛く恥らったあんこちゃんをベッドに連れて行くの。 ベッドに座ったあんこちゃんの前髪を掻き揚げて、「前よりももっと綺麗になったよ」って言ってあげるの。 そのまま僕達はベッドに倒れこむの… まだ日中で、僕は、照らされたあんこちゃんのお股をマジマジと見ちゃうの。 そうしていたら、『ちょっ、くすぐったいよぅ。』ってあんこちゃんが顔を赤くして言って、僕はあんこちゃんのお股にだいぶ顔を近づけていることに気づくの。 僕は濡らしたあんこちゃんのお股を指でつまんだり、伸ばしたり…息を吹きかけたりして、さっきよりももっとあんこちゃんを恥ずかしくさせてあげるの!! それで、お互いの荒い息遣いと、僕があんこちゃんに入れる音がベッドに響くの…/// コメント 266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 00 01 53.61 ID MFOB55la0 地は何故怒っているのか 神の仕業か運命の悪戯か おぉ、運命の女神よ貴方はとても意地悪な女狐だ 私と杏子の甘く切なく詩的な時間を邪魔するとは (寝台にて横たわる私) 私は杏子に介抱され、随分気分がよくなった 看病してくれた杏子に感謝しよう エイメン (ここで杏子が登場) 「大丈夫か?お粥つくってきたぞ!」(気遣うような優しい声) あ・・・うん、ありがとう(私、起き上がる) 「おい!病人は寝てろって」(私を押し倒す) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1507096.jpg やだ・・・優しくして・・・? 「なっ・・・///」(杏子、紅潮する) はは、杏子は思った通りの反応をするなぁ 「バッ・・・馬鹿野郎!」(杏子、真っ赤な顔のままそっぽを向いてしまう) ごめんごめん 「フンッ!それよりさっさとお粥食べろよ 冷めちまうぞ?」 うん(立ち上がろうとする私) 「おっと」(私を倒す) 「病人は無理すんなよ 食わせてやっからさ」(杏子、スプーンでお粥を掬い私の口元に近づける) うん・・・(パクパクモグモグ) 「可愛いやつだな」(私の頬を小突く) 幸せな時はまるで果実のようだ コメント 370 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 18 12 03.92 ID si+AlcDo0 あんこちゃんの手料理食べたい 最初は馴れてなくてあんまり出来がよくないけど 美味しいよって笑顔で食べてあげたい でもあんこちゃんは自分で不味いって気付いてて「無理すんなよ、チョーウゼェ」とか言われちゃうんだ それで負けず嫌いなあんこちゃんは猛練習して次の日には昨日とは比べ物にならないぐらい美味しい料理作れるようになってるんだ コメント 409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 00 00 14.10 ID AW+mBD6u0 はぁ・・あんこちゃんと一緒にスイーツ食べ放題に行きたい。 あんこちゃんはある日、テレビの食べ放題特集を見ていて「なぁ食べ放題行こーぜ!」と目を輝かせながら言ってくるの。 僕はもちろん承諾して、休日に食べ放題をご馳走する事を約束するの。 当日・・あんこちゃんと僕は、巷で有名なスイーツ食べ放題のお店に行くの。 あんこちゃんは「チョーすげぇ・・何でも食っていいのかい?」と大喜びしてるの! ケーキやらパフェをテーブルに運ぶ僕達。あんこちゃんは鼻歌を歌っていたけど、僕は気づかないフリをしてあげるの・・・ あんこちゃんはさっそくスイーツを食べ始めるの。「うめぇ・・」と幸せそうな顔をしてパクパク食べるあんこちゃん。僕はその姿を見ているだけで幸せなの・・・」 あんこちゃんはパフェを食べていたんだけど、この時口の周りに生クリームが付いていたの。 僕は、自分の指をあんこちゃんの口元に持っていってクリームを取って上げるの。もちろんそのクリームは食べちゃったの/// 帰宅して、あんこちゃんと僕は食べた物の話をして盛り上がるの。 僕達はまた行きたいね、と約束して大満足だったの。 その夜、何だか良い雰囲気になる僕達。 僕は「ちょっと待ってて」とあんこちゃんに言って、お風呂場に行くの・・・ 10分後 僕「おまたせあんこちゃん」 あんこちゃん「なっ・・///」 僕「僕を・・食うかい///」 あんこちゃん「////」 そう、僕はあんこちゃんに食べられるために、全身を生クリームとチョコレートでトッピングして人間スイーツになっちゃったの//// そして・・・僕はあんこちゃんに色んな意味で食べられちゃうの・・//// コメント 411 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 00 01 39.69 ID IdBRN5x00 夜(ニュクス)は死(タナトス)に食われ 朝が天馬に跨りやってくる 今、あるのは温かい陽射し そして、甘い香りと温もり (寝台で横になる私) あぁ、寝ている間に安息日はすぎてしまったのか それでも私の心は満たされている 満ち溢れている 何故なら私の隣に杏子がスゥスゥと寝息をたてて眠っているからだ いつもなら寝相の悪い杏子がこのように大人しい子猫のように寝ているとは、さぞ疲れただそうに おそらく、私が寝てから付っきりでいてくれたのだろう ごめんね・・・杏子(彼女の頭を撫でる) 「ん・・・ふぁ~」(杏子、欠伸をしながら目を覚ます) ごめん、起こしてしまったようだね 「ん・・・あー、おはよ━━ッ///」(途中で紅潮する杏子) おはよう、どうしたの? 「(しまった・・・あのまま寝ちまったのか・・・)」ボソボソと 「(でも・・・元気になったみたいだな・・・)」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1509911.png あなや、何故に泣いているのだ杏子 「なんでもねーよ///」 わかってるさ、君の思ってる事なんて いつもありがとう杏子 コメント 571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/09(土) 23 59 55.34 ID 5WIfvZM90 はぁ・・・あんこちゃんと結婚したい。 僕とあんこちゃんはお花に囲まれたキレイな式場で結婚式をあげるの。 当日、あんこちゃんは自分が着るウェディングドレスを目の前にして、少し緊張しているの。かわいい! 純白のウェディングドレスを身に纏うあんこちゃんは、まるで天使なの。僕は思わず見惚れちゃうの・・・。 それに気付いたあんこちゃんは「な、何ジロジロ見てんだよ!///」って顔を真っ赤にしながら逸らすの。 そんなあんこちゃんに、似合ってるよと僕がベールを被せてあげると「べ、べ別に嬉しくねえよ・・!!///」って余計顔を真っ赤にしちゃって!!かわいい!!! 式が始まると、僕達はお客さんの拍手と共に、メンデルスゾーンの結婚行進曲で入場するの。しかもホルゲル達の生演奏!!うれしい!! 結婚式は入場、挨拶、祝辞、と段取りよく進むの。そしてとうとうケーキ入刀の時間がくるの。 奥に大きなウェディングケーキが見えると、あんこちゃんは目を輝かせてとっても喜んでいるの。かわいい!! あんこちゃんと僕は一つのナイフを二人で手に持って、真っ白で柔らかいケーキに入刀するの。 入刀が無事に終わると、僕達はちかいのキスをするの。あんこちゃんの唇はケーキのようにとっても甘いの・・・/// 結婚式はその後も段取りよく進んで、4月10日、僕達は最高の結婚式を迎えることができるの・・・・ そして・・・初夜を迎えるの。 新築の大きな家で、僕達は一緒に寝るの。 僕が少しうとうとし始めてきた時、あんこちゃんが囁くような声で「・・・くうかい・・・?///」って言ってくるの! 僕はもう興奮しちゃって次はあんこちゃんの白くて柔らかくて甘いあそこに僕の性剣を入刀するの・・・/// コメント 574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 00 00 43.08 ID X66V+vfA0 はぁ・・あんこちゃん可愛い 僕はあんこちゃんと一緒に夜のお城に行くの そして・・・二人でいちゃいちゃして合体しちゃうの/// 駄目だ時間がねえ コメント 575 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 00 01 25.75 ID IdBRN5x00 夜(ニュクス)は死(タナトス)や争い(エリス)などと不吉なるものを生んだとされる しかし彼女は眠り(ヒュプノス)や夢(オネイロス)という甘いものも生んだといわれる ならばこの夜(ニュクス)の下の私と杏子は夢(オネイロス)か? このようなホットミルクのような甘美な時を楽しめるのだから (夜道、歩く私と杏子 月は出でず、暗黒の空に夜霧が立ちこめている) 夜中の散歩というのも乙なものだなぁ・・・でも・・・(杏子の服装をチラリと見る) 「ん?なんだよ?」 いや・・・その格好、目立たないかなぁ? http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1514003.jpg 「真夜中にこんな所をうろつく馬鹿なんて私達くらいしかいないさ」(陽気に) 「それに・・・」(些か紅潮して) ん? 「この格好、けっこう気に入ってんだ///どう・・・?似合ってるか?」 あぁ、とっても似合ってるよ 可愛くて美しいよ 黄金の腕輪(ドラウプニル)も霞むくらいにね 「馬鹿・・・なんか恥ずかしくなってきただろ///」(顔、鬼灯のように紅い) 聞いてきたのは杏子だよ 「ふんっ・・・・・・でも」(私の顔を見つめて) 「ありがとな///」 ふふ(杏子の頭をわしゃわしゃ撫でる) 運命の女神(モイラ)よ、私達を巡り会わせてくれた貴方に感謝しよう でも貴女は残酷だ いつ心変わりするか分からない でも 貴女が月のように満ちたり欠けたりするようにいつも留まらないとしても 私達は引き裂けないよ コメント 614 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 04 11 06.88 ID nG931RznO あんこちゃんは教会の娘って事もあり 良い姉 良い娘 学校では品行方正 成績上位 などなど頑張り過ぎている事がある 実はお菓子が大好きなんだけど買い食いはもちろん お茶の時間にも自由に好きなだけ食べることが出来ない 無理せずに振る舞えるのが俺の家に遊びに来た時だけなので 杏子の好きなお菓子は常にストックを用意している だけどある日、男の家に入り浸っている的噂が流れ杏子親父がブチ切れ 杏子も本当はあんな性格なんで大喧嘩 そして夜、俺の家に大きなかばんを抱えた杏子がやって来た 「家出してきちゃった・・・さやかの家もまどかの家も親がいるだろう だからさ他に行く場所もなくて・・・泊めてくれないか?」 いやいやそれはマズイだろ 何より疑われている事が本当になっちゃうだろ と口では言いつつも杏子を招き入れていた 「いいのかよ」 いいも悪いもないだろ こんな夜遅い時間に帰れなんて言える訳無いだろうし そもそも帰るつもりもないんだろ コクっ なら今夜だけ、とりあえずだから と軽く泊まる事にしてしまった この時はまだ あんな大騒動になるなんて思いもせずに コメント 620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/10(日) 05 23 53.93 ID nG931RznO チョーウゲェってなんだよ・・・ 他に 昔、妹が魔法少女になってしまい魔女退治に同行していた兄が 目の前で妹が魔女に殺されて以来 夜な夜な自分を餌に魔女をおびき寄せては 物理的に魔女を倒す事で復讐をしている青年 とある夜、杏子のテリトリー内で使い魔を倒したところで出会う二人 「せっかく育てていたのになにしやがる! ・・・お前普通の人間なのか!?」 ひょんな事から始まる普通の人間との魔女狩り競争、何度か起こる衝突 とある日、ちょっと痛め付けて追い払おうと仕掛けた ところが普通の人間にとっては ちょっとが致命傷レベルに 青年の両腕は折れ曲がり、足は簡単に体から離れてしまった 魔女を倒せるとはいえ生身の人間 魔法少女とは比べ物にならないほど脆い 杏子は人間相手にやってしまった行為に混乱 かつて自分の父親に言われた魔女そのものじゃねーかと錯乱し始める そんな状態に陥りつつある杏子に怒鳴りつける青年 我に返った杏子に今度は優しく語りかける お前は悪くない 復讐の怒りに塗れた俺は魔女みたいなもんだ 気にするな、とそこで力尽き意識を失う 結果的には青年は助かった 杏子が魔力を使い治癒を行った 助かるかどうかは分からなかった、たた懸命に祈った結果だった その後二人はパートナーと呼べるような関係へとなっていく だが杏子の事を大切に思い守ってやらなければと願うほど青年の力は失われていった 憎しみや怒りなどが力の源だった青年にとっては当然の事だった 青年は杏子にパートナー解散を伝える 自分は足手まといでしかないと それに対し杏子は 「あんたはココで待っていてくれればいいよ 帰る場所の無い根無し草みたいな私には凄い大切な場所なんだ」 気持ちも新たに進んで行く事が出来る と思った時だった 突然、遠くの方で強い魔力が現れた 今まで感じた事のない強大な魔力 戸惑う青年に杏子が呟く「ワルプルギスの夜だ」 超ド級の魔女の出現に驚きと焦りを隠せない 一人で勝てるか そんな杏子に青年は鍵を渡す 街にある神社に今まで集めたGSを保管してもらっている それがあれば思う存分戦えるだろ 俺の分も暴れてこい、と 杏子は教えてもらった神社へ向かっていた 急がなければ あんな魔女が暴れたらただじゃすまない 社の中 御札しめ繩やら厳重そうにしてある箱を見つける 「これだな」蓋をあけると中には20近いGSが保管されていた これだけあれば余裕だろう、箱を抱えて外に出ると さっきまで渦巻いていた魔女の強大な魔力が感じられない 何が起きた!?誰か他の魔法少女が倒したのか? 拍子抜けする杏子 GSが使う機会がなくなちゃったな まぁ折角だから貰っておいてやるか 帰ろうとした杏子に映る黒い雲 ワルプルギスの夜のいた方向の空だ 嫌な予感がする やがて黒い雲が集まり巨大な山のような物へと形を変えていく 黒い山が現れた そして山へ導かれるように光が ふわりふわりと飛んで行く あまりにも幻想的で綺麗な光景に目を奪われてしまうが ただ事じゃない事が起きている 急いで戻らないと 青年の家へ駆け出す 早く早くしないと 街から命の気配が消えている 無人の誰もいないマンションにたどり着く 部屋の扉を開ける そこには杏子の呼び掛けに答えてくれる人は もういなかった マンションの屋上 杏子は巨大な山のような魔女を眺めていた 「行くのかい杏子?」 「あたしが行かなくて誰が行くのさ」 「確かにそうだね、この付近の魔法少女は君以外全滅したしね」 「それじゃーな」 「さよなら杏子、君がどんなに頑張ってもあの魔女には勝てない もし勝つことが出来る奇跡が起きたとしても それ以上の最悪の魔女が生まれるだけなんだけどね」 コメント 842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 00 02 40.81 ID kuPuuSXE0 雷鳴が鳴り響き暗黒の夜(ノート)は攻撃的な光は一瞬掻き消された 雷神(トール)が大槌(ニュルニル)でも振っているのだろうか まぁ、私と杏子のことを引き裂く事は出来ないわけであるが それは標的を外さぬ槍(グングニル)のよう 愛の聖槍(グングニル)だ・・・ (雷鳴が轟き暴風雨が大声をあげる中 私と杏子は館から外の様子を見る) あぁ、五月蝿い天候だ、人様の静かな時間を邪魔しないでもらいたいものだ 「外、凄い嵐だぞ」(窓から外を眺めながら) そうだね 怖い? 「はっ怖いわけないじゃ━━━」(ドゴーンという音とともに電気が消える) 「ひゃぁ!」(素っ頓狂な声をあげて飛びついてくる杏子) 停電みたいだね 大丈夫?(くっついてる杏子の顔を見つめながら) 「っ・・・だから怖がってなんてないって━━」(バリバリドゴーン) 「!」(杏子が強く抱きしめてくる) 強がらなくてもいいよ(杏子の頭を優しく撫でる) 「ふん・・・///」(強がってるけど涙目) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1518163.png 「怖くなんかねーけどさ・・・」(紅潮して) 「こうしてんのは悪い気がしないから・・・撫でててもいいぞ///」(ズガズガドゴーン) 「ひゃうっ」(私を更に強く抱きしめる) 杏子かわいいよ 何があろうともこの手を離すものか コメント 947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 21 32 16.49 ID a/d5DpsLO 俺ならびしょ濡れあんこちゃんを見つけたら まず衣服を剥ぎ取る(極悪) 次に全身水責め、しかもただの水じゃなく湯 さらに頭や体を薬品(天然成分由来)漬けにする また水(お湯)責めで頭から浴びせた後、今度は(古代ローマ人から見たら)小さな桶に溜まっている湯に沈める しかも顔が汗だらけになっても出さない、長時間(100数えるくらい)経った後にようやく解放 だが俺責めはまだ終わらない、乾いた布(ふんわりふわふわ)で全身を責める その後、普段は着ないようなヒラヒラした衣装に着替えさせ 熱風による頭部への責めをじっくり30分以上かけて行う 最後は床(畳)に直接敷いた布(布団)に押し込み、小さな明かりしかない状態にする 隣で寝ている俺に「風呂くらい一人ではいれるっつーの」 でも嫌がっていなかったじゃん(元気になったみたい、かな?) 「チョーウゼェ////」と言いながら俺の布団に入り込んでくるあんこちゃん 何も言わずにに抱きしめながら眠りについた、そんな夜なのでした コメント 963 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 23 06 28.17 ID Ci31PXyu0 冴えない俺だから、付き合ったら慰められる回数は確実に俺が多いだろうけど、 冷えた手をそっと握ってあげることくらいは俺もできるよあんこちゃん 疲れた体をそっと抱きしめてあげることくらいはできる コメント 991 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/11(月) 23 46 34.25 ID a/d5DpsLO とあるパーティー会場 今夜は杏子と一緒に出席 「このドレス派手すぎないか?」いやいや とっても似合っているし気にしなさんな 「そ、そうなら別にいいけどさー」 落ち着かない? 「こんなホテルでやるなんて聞いてなかったし」 何て言っていた割に・・・ 杏子、楽しめている? 「料理は最高だな!どれも美味いよ!でもなー挨拶がチョーウゼェ」 そんなこと言ってもキチンとしてるじゃないか、正直見くびっていた 「当たり前じゃねーか、マナーや礼儀作法くらい常識だろう」 お見それしました、さっきも素敵なお嬢様ねってさ 「まぁこの位チョロイチョロイチョーヨユウ」 こんな可愛いフィアンセなんて羨ましいよ、とも 「そうだろー・・・お前なんて紹介してんの?」 婚約者の佐倉杏子さん 「////」 いたたた蹴らないで おしとやかに 「この会場の奴ら全員コロス」いやいやまってコラコラ変身するなって! 帰り道もひたすらなだめながら、美味しいモノを沢山おごる約束で許してもらった ただ、これからも続く二人の毎日でずっとおごるってことで コメント